DIY・ハンドメイド

もう失敗しない!初心者でもできる羊毛フェルトの作り方とコツ♪

今回は羊毛フェルトの作り方をご紹介したいと思います。 羊毛フェルトで作ったマスコットはかわいらしいですよね。 マスコットだけでなく、アクセサリーやお部屋のデコレーションとしての使い方もあるんですよ♪ 初めてでもコツが掴めれば、簡単に作品が作れる手軽さが受けて、小中学生の女子達にも人気の羊毛フェルト。 ぜひあなたもトライしてみませんか?

羊毛フェルトとは

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最近は100均でもキットが買える羊毛フェルト。
専用の針でちくちくと刺していくだけで、繊維が絡まって固まり、自由に形を作れる羊毛のことです。
そのやさしい風合いやほっこりした雰囲気から、動物のモチーフを作ることが多く、小学生でもできることから、年齢を問わず人気のクラフトです。
ただ、かなり鋭利な針を使うので、小さいお子さんの場合は、大人の人が見ているところで作らせるようにした方が良いですね。

ちなみに、この専用ニードルで刺し固める方法が一般的ですが、他にも石鹸水を使って作る方法もあるんですよ。
これなら小さなお子さんでも危険がなく、楽しく作れそうですね。
ただし、乾かすのに時間がかかるというデメリットがありますので、自分に合った作り方を選びましょう。

羊毛フェルト作りに必要な道具

1.フェルティングニードル

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羊毛フェルトでモチーフを作るには、フェルティングニードルが必要です。
このニードルで、ちくちくと羊毛を刺し固めて形を作っていきます。

ニードルには太い物、レギュラーサイズの物、極細の物があります。
使い分けは好みもありますが、パーツを組み合わせる時などは、極細の物を使う方がきれいにできるそうです。
逆に動物の目や組み合わせるための穴を開ける際などは、太目のニードルを使うと良いようです。

このように、用途に合わせて選べるニードルですが、初めて挑戦する方は、まずレギュラーサイズの物で試されたらよいと思います。

なお、ニードルは結構折れやすい物のようですので、2,3本買っておくと良いかもしれません。
実は私も以前、100均ダイソーでキットを買ってきて、同じダイソーで買ったニードルで作り始めたのですが、最初の顔のベースの丸が出来上がる前にニードルがボキッと折れてしまった経験があります。
そしてそこで挫折してしまい、未完のままに放り出してしまいました。
そんなわけで、ぜひ2本以上購入されることをおすすめします!

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3本になっているニードルもありますよ。
大きな物を作る時に効率が上がるので、持っていると便利だそうです。

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フェルティングニードルには、こんな風な溝がいくつか付いています。
ここに羊毛がひっかかって絡まり、固まっていく仕組みです。

ハマナカ フェルティング用ニードル2本入り
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2.フェルティングマット

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フェルティングニードルで刺し固める時には、下にマットを敷くようにしましょう。
これがあることで、下を気にせず刺すことができるようになります。
更にこの下にいらない雑誌やタオルなどを敷くといいですね。

テーブルを傷つけないためだけでなく、フェルティングニードルはとても折れやすいのですが、マットを使うことで折れることを防ぐことができます。

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ちなみに、マットはわりとすぐに汚れてしまいます。
というのも、ニードルを刺すたびに羊毛が入り込んでしまうからです。
そのため、例えば黒い羊毛を刺した後に白い羊毛を刺すと、前に刺した時にマットに入り込んだ黒い羊毛が白い羊毛に混じってしまったりするため、出来上がりが汚くなってしまいます。
だからマットは消耗品と考え、濃い色用と淡い色用を別にするとか、裏表で使い分けるなどした方が良いでしょう。
そして、使い始める前に前の色の羊毛フェルトが食い込んでいたら、なるべく手で取り除いてから作業を始めるようにしましょう。

羊毛フェルトの作り方

リンゴの作り方

高さ4cm、幅2.7cmの赤いりんごの作り方を例にご紹介します。

制作時間は約1時間です。
初めての方にもおすすめ!

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材料

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羊毛フェルト赤・・・5~10g
羊毛フェルト緑・・・少量
羊毛フェルト茶・・・少量

作り方

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まずはりんごの本体から作ります。
赤の羊毛フェルトをマットの上に置き、端からくるくると巻いていきます。
3~4回巻いたら、ニードルで刺し、ほどけないように固めます。

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次に両端のフェルトを内側に折り込み、ほどけないようニードルで刺します。
くるくると回転させて球体を作りながら、刺し固めていきます。

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形を整えながら丸くしていきますよ。
きれいに丸くなりましたね。

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次に中心を決めます。
そこに、太めのニードルを刺して、0.5㎝程度の深さの穴を開けます。
一度刺しただけでは穴は開かないので、何度かブスブスと突き刺しましょう。
これがリンゴの上になります。

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次に葉の部分を作ります。
葉っぱらしく、中央が膨れて端が細くなるように、両手で巻きながら刺し固めていきます。

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葉っぱらしく平たくなるように、刺して固めていきます。
片方は後でりんご本体と接続する部分なので、ぼさぼさのままにしておきます。

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リンゴの上部に作った穴に、葉のぼさぼさの部分を入れて刺し固めます。
これで葉がリンゴと合体しました。

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最後に茎の部分を作ります。
茶色の羊毛フェルトを少量取り、3つに折ります。
2.5㎝くらいの長さになるようにしましょう。

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軽くねじってまとめ、刺していきます。
円柱状になるように、回しながら刺していきましょう。
同じところばかり刺さないように注意しましょう。
細いので、折れたり、曲がったり、マットにめり込んだりしてしまうので、少し難しく感じるかもしれませんが、ゴールはもうすぐですので、頑張りましょう。

葉と同じように、片方の端はきれいにまとめ、反対側の端はぼさぼさのままにしておきます。

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リンゴの穴部分に茎のぼさぼさ部分を刺し入れ、ニードルで刺し固めて合体させます。
この時、茎がまっすぐ立つよう注意しながら刺しましょう。

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完成です♪
かわいいりんごができました。
髪飾りにしてもかわいいですね。

動物の目・鼻・口の作り方

羊毛フェルトで小さな動物マスコットを作る方も多いと思います。
動物マスコットは、目、鼻、口がポイント!
かわいい表情を作りたいですよね。
そんなかわいい顔の作り方を、くまちゃんを例に見ていきます。

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顔のパーツができています。
左側にある白い楕円形は鼻の土台です。
後から鼻を刺すので、土台は固めに仕上げると上から刺しやすくなります。
ニードルを深めに刺すと固くなります。

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4㎝程度の細い羊毛フェルトの真ん中を土台の真ん中に刺します。
フェルトを指でよってひも状にしながら弧を描くようにして刺していきます。
この曲線の具合で動物の表情が有る程度決まりますので、慎重に作業しましょう!
端が上がり気味だとかわいい表情になりますよ。

最後に端の余った部分ははさみでカットします。

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黒いフェルトを指先で丸めて鼻を作ります。
丸まったら白い土台の上に付け、鼻の周囲をぐるりと刺して固めます。
真ん中も少し刺しておきます。

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白い土台を顔に取り付けます。
顔の少し下あたりに置き、周りをぐるりと刺して固めていきます。
その後で、中央部分もよく刺して固めます。

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目を付けます。
ここではビーズの目を付けます。

後で耳を付ける位置から針を刺し、目を取り付けます。
最後の玉止めも耳を取り付ける位置で作ります。
反対側の目も同じように取り付けます。

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つぶらな瞳が付きましたね!
これで顔部分の完成です。

目はガラス玉やプラスチックボタンなど、いろんな物を使う方法がありますが、作る物のサイズと雰囲気に合った材料を選ぶことはとても重要です。
目の種類や大きさによって、ずいぶん雰囲気が変わりますよ。

差込型目玉ボタンを使う場合

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目玉には差込型ボタンという物もあります。
目玉の大きさが違うだけで、雰囲気がずいぶん変わることがよくわかりますね。

このタイプの目玉は、穴を開けてボンドを穴に少し入れてから目玉を差し込んで固定します。
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ふわふわな毛の仕上がりにする方法

毛足の長い動物を作る方法です。

まずは普通に羊毛フェルトを刺し固めて土台となる顔や身体を作ります。

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生やしたい毛の長さx2の長さの羊毛フェルトを用意しておきます。

そしてそれを付けたい場所に当て、真ん中部分を5~8mm程度刺して取り付けます。

写真では分かりにくですが、わかりやすく図で説明してくださっているので、見てみましょう。
赤いのが羊毛フェルトです。

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最後に毛の長さを整えたら完成ですね。
もふもふの動物も作れちゃいますよ。

石鹸水を使った羊毛フェルトボールの作り方

フェルティングニードルを使わず、石鹸水を使ってフェルトを固める方法です。
羊毛フェルトボールの作り方を紹介します。

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羊毛フェルトを細く裂いて、必要な量を取ります。
くるくると手で丸めてみたサイズより、固めた後は7割程度の大きさになることを考えて、使う量を決めましょう。

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端からくるくると巻いていきます。

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石鹸水をかけます。
石鹸水は500mlのペットボトルに手で触ると少し熱いぐらいの温度(40℃くらい)のお湯を入れ、台所用洗剤を2,3滴たらして作ります。

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手のひらでころころと転がして、丸めていきます。
力を入れて何度も転がして固めていきます。

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少しずつフェルトを足して、大きくしていきます。
フェルトを足すたびに石鹸水をかけ、手のひらでころころ転がしながら丸め固めていきます。
一度にたくさんのフェルトを足すと、しわが出来てしまうので、少しずつ足していくようにしましょう。
作りたい大きさになるまで続けます。

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最後に石鹸水をよく洗い流し、乾かしたら完成です。

羊毛フェルトの作品アイデア

世界中で羊毛フェルトを使った素敵な作品がたくさん作られていますよ!
その中から選りすぐりの作品をご紹介します。

フェルトボール

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くるくる丸めたフェルトボール。
それだけでかわいらしいですね。
糸でつなぎ合わせて壁に飾れば、かわいいオーナメントの完成です。
好きな色やお部屋のテーマカラーに合わせて飾ると素敵ですね。

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小さなボールを作って、こんな風にマグカップにりぼんでつければ、素敵なマグカップデコにもなります。
パーティの時に、ぜひ実践したいアイデアです。

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カラフルで小さなフェルトボールをコルクコースターに貼り付けていくと・・・。

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こんなかわいいコースターに大変身!
暖かい感じがして、冬には特にほっこりしますね。
プレゼントにも良さそうです。

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少し大きめのボールをたくさん作ってひも状に糸でつなぎ、ぐるぐると巻いていけばラグだって作れちゃいます!
子ども部屋にぴったりの雰囲気ですね。
ボツボツしていてなんだか気持ち良さそうです。

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ネックレスにも!
カジュアルな装いにぴったりですね。
タートルネックのセーターなどに似合いそうです。

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ヘッジホッグ=はりねずみ だそうです。
ボールの上に顔のパーツを刺していけば出来ますね。
こんなボールをたくさんつないでお部屋に飾ったら、ユニークでかわいい飾りになりそうです。
顔のベースには、グレーとブラウンの羊毛フェルトをミックスしているようですね。
単色で作るより、やさしい自然の風合いが出ています。

http://assets.inhabitots.com/wp-content/uploads/2010/09/woolball5.jpg

ゲームのアングリーバードのキャラクターでしょうか。
とってもかわいいです。
お子さんの好きなキャラクターを羊毛フェルトで作るのも楽しいです。
ボールをベースに作れるキャラクターだと、わりと簡単に取り組めそうです。

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こちらはネコちゃんのブローチです。
平たく固めて作っていますね。
表情がかわいいです。
後ろにピンを縫い付けたら完成です。
バザーやフリーマーケットで売ったら、きっとすぐに売り切れます!!

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こちらはほっこり羊さんのブローチです。
ふわふわ感を残していますね。
こんな作品もかわいらしくて素敵です。

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さくらんぼの羊毛フェルトをペンダントとヘアゴムにした作品です。
茎の部分に皮ひもを使っているのがポイントですね。
さくらんぼの上に太目のニードルで穴を開け、皮ひもを差し込んでボンドで接着しています。
2粒のさくらんぼがゆらゆら揺れて、かわいいアクセサリーです。

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こんなモフモフはりねずみも!
針部分に色んな色を混ぜているのがかわいいですね。
普通の毛糸を刺しているようです。

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くまさんです!
お洋服を着せてかわいいですね。
いつも見えるところに飾っておきたいかわいさですね。
手に持っているクリップに写真やメモを挟むことができるので、デスクや棚に置いておくのにピッタリです。

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ミケちゃんです。
日本猫の短毛でしっかりした体つきが、羊毛フェルトでよく表現されていますね。
隣の松ぼっくりと比べるとサイズ感が分かりますが、かなり大きい作品のようです。
こんな立派な作品も羊毛フェルトで表現できるとは、びっくりしました。
実物大に近いですよね。

羊毛フェルトを作ってあなたの世界を広げましょう

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小さな動物マスコットだけでなく、結構色々な作品が表現できることが分かりました。
ぜひあなたらしい作品を作ってみませんか。
100均でも調達できるところが羊毛フェルトの良いところです。
まずは簡単なキットで挑戦してみましょう!