きゅうりは家庭菜園が初めてという方にとっては最適な植物です。比較的育てやすく最初はホームセンターで購入できる苗をプランターに移植栽培する方法が簡単です。少し欲張って美味しいきゅうりの育て方のコツもまとめてみましたので参考になさってください。
超・初心者向けきゅうり栽培
きゅうりはぐんぐんと成長していく植物です。適切な水やりと追肥を忘れずに行えばほぼ失敗することなく育つものです。ただ、場所によっては夏場の乾燥を受けて発育が悪くなる場合があります。その時には敷きわらなどで対応する必要があります。
きゅうりの栽培・準備
大型サイズのプランターを準備してください。サイズ的には60㎝以上ものが良いと思います。
きゅうりの株間はおおよそ40センチということで見立てておきましょう。
きゅうり栽培の土は??
きゅうりの栽培では市販されている野菜の土を購入してください。簡単に育てることが出来ます。
もしも、自分でブレンドするという場合には
・赤玉土 7割
・腐葉土 2割
・バーミキュライト1割
を混ぜてください。
家庭菜園・きゅうりの植え方
寒さに弱い植物であることを理解しておきましょう。又台風シーズンには暴風対策にも注意が必要になります。支柱をきちんと立てて対応してください。
大きく生長してきたら、2mほどの支柱を立て、伸びてくる「つる」がからみ易いよう、紐やネットを張って備えておきます。つるはぐんぐん伸びるので、1週間に1度は支柱などに麻紐で誘引して茎葉が折れないようにしましょう。
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大きめのプランターに植えることが大事です。
苗から植えるのがオススメ
4月下旬ごろに苗を購入します。苗は双葉がしっかりとしているもおを選ぶのがポイントです。そして葉の色がしっかりと濃いものを選んでください。
苗の植え方
きゅうりの苗を植えるためにはまず少し大きめの穴を土に掘ります。その時に苗が育った時の大きさを想定して40センチ程度は間を開けて植え付けるのがポイントです。
摘心ってなに?
支柱の高さ、おおよそ30センチに育った苗は支柱に結びつけます。一番伸びている茎の先を切ります。そうすることで下のつるが大きく育ちます。
摘葉も大事
きゅうりの茎葉は急激に増えてきます。増えてしまった葉を摘み取ることも必要です。1株について3枚程度が適切です。
美味しいきゅうりを育てるために
比較的病気にかかりやすいので注意をしてください。例えば梅雨時期にはうどんこ病を発病しやすいです。適切に病気には対応してください。
何よりも風通しの良い場所で育てることをオススメします。
水のやりすぎにご用心
苗の状態で水を与えすぎてひまうと根が腐ります。実がなるまでは水やりにも慎重になってください。たっぷりと水を与えるのは実がなってからです。
みずみずしいきゅうりを家庭菜園で育てる
家庭菜園できゅうりを育てる場合には支柱を立てて育てる方法が一番簡単です。短い期間で収穫するのがポイントです。きゅ売りの花が咲いて約10日後が収穫の時期です。きゅうりが大きくなりすぎる一歩前で収穫することをオススメします。
きゅうりの家庭菜園の覚書
土の酸度は5.5~6.5です。家庭菜園の土を使えば難しく考えることもないでしょう。
発芽の温度は25℃以上で30℃程度です。
苗の育成時期の気温は理想的には昼間は24℃~28℃夜は15℃以下が理想的です。
日当たりの良い場所に置いてください。
害虫対策は
苗の植え付け前に土にカルホス粉剤を巻いてから土に馴染ませます。そこに苗を植えると良いでしょう。そこにオルトラン粒剤を撒いて害虫対策を万全にしておくと安全でしょう。
病気対策は?
ウドンコ病の場合いはカリグリーン1000倍を散布しましょう。アブラムシにはシルバーストライプの入った黒いマルチを使う事でアブラムシ対策にもなります。
最後に
ポイントさえ押さえれば家庭菜園の初心者さんでも美味しいきゅうりを育てることが可能になります。是非ともチャレンジしてみてください。