掃除

超キレイ!テレビ用リモコンはボンドで掃除?!掃除方法5選

あなたはリモコンの掃除をしたことがありますか。ホテルの部屋の細菌数を調査したところ、もっとも汚れていたのはテレビのリモコンだったという結果もあります。リモコンは直接手で触る回数の多いもっとも汚れやすい家電のひとつです。
またリモコンは普段掃除をするのを忘れがちなものでもありますよね。あなたのお宅ではお客様を自宅に招いたとき、お好きなチャンネルをどうぞとリモコンを渡せる状態でしょうか。手垢やホコリで汚れたリモコンは家族には気にならなくても、ほかの人は気になるものです。
汚れたら買い替えればいい、大掃除のたびに毎年買い替えているというお金持ちは別にして、庶民感覚でリモコンの清潔を保ちたいあなたは、日々の掃除の中でリモコンの掃除も取り入れていきましょう。
リモコンの簡単お掃除方法と主婦でもできるメンテナンスについてご紹介します。これを読んでいただけたらお客様にも安心してリモコンをどうぞって言えるようになります♪

リモコンが汚くなる3つの原因


リモコンが汚くなる理由はいくつかの原因があります。代表的なものは手垢と電池の液漏れとホコリです。それぞれの原因について考えてみましょう。

手垢が汚れナンバーワン!

リモコン汚れの中で最も考えられるのは手垢です。手は普段から非常に汚れているものです。それにスナックをつまみながらテレビのチャンネルを変えるというのもよくあることです。その汚れがリモコンについているとしたらどうでしょう。しかし、リモコンを障る前に必ず手を洗うというのは現実的ではありません。手垢の付くのは仕方のないことです。

電池の液漏れ

アルカリ電池には古くなると液漏れしやすくなるという特徴があります。しばらく使ってなかったテレビのリモコンを使おうとしたら液漏れのために故障していたという経験を持つ人もいるでしょう。電池の液漏れはよくあることです。

ホコリ

物にはホコリがつきます。リモコンだって例外ではありません。定期的にメンテナンスしましょう。
数年前リモコンが利きにくくなって、あれ?壊れちゃったかな?と思ったら原因はホコリでした。カバーを外して誇りを取り除いだだけで、リモコンが復活しました。皆様もリモコンの故障時には買い替えの前にホコリを疑ってみてください。

テレビ用リモコンを掃除する方法6選


では具体的にテレビ用リモコンを掃除する方法をご紹介しましょう。手軽に家庭にあるもので掃除することもできますし、本格的に掃除グッズをそろえるのも良いでしょう。大切なのは継続して掃除をする習慣をつけることです。自分に合った掃除法を見つけましょう。

掃除方法1.ボンドを使って掃除

テレビ用リモコンの掃除アイテムが木工用ボンドだと聞いたら、びっくりする人も多いと思います。木工用ボンドは実は細かいところを掃除するのに最適なアイテムです。

掃除方法

  1. 木工用ボンドをまんべんなく塗る
  2. 透明になるまで一晩以上乾かす
  3. リモコンのパックを剥がす

木工用ボンドを使った掃除方法は簡単です。新聞紙などの上に置いたテレビ用リモコンの上にただ木工用ボンドを厚塗りするだけです。1~2日ほど時間を置けば、木工用ボンドは乾いて透明になり、簡単にはがすことができます。ごっそりとホコリを吸着したボンドを取り除けば、ピカピカになったリモコンが現れます。

掃除方法2.綿棒とつまようじで掃除

木工用ボンドをリモコンに流すのは勇気がいるという方や、木工用ボンドが乾くまで待てないほどのテレビっ子には、もっと手軽な綿棒やつまようじを使った掃除方法がおすすめです。綿棒やつまようじはわざわざ買いにいかなくても身近にあることと思います。テレビのコマーシャルタイムにささっと掃除する習慣をつけるのがおすすめです。

掃除方法
  1. 汚れを書き出す
  2. 湿気のある綿棒で拭き取る
  3. 仕上げの洗剤拭きとり!

つまようじでボタンの隙間に詰まった汚れを書き出したあと、やや湿らせた綿棒で拭き取ります。このとき、綿棒をびしょびしょに濡らさないことが大切です。やや湿り気がある程度に綿棒は水分少なめに絞りましょう。また水ではなく、中性洗剤やエタノールを使うのも良いでしょう。エタノールを使えば除菌もできます。エタノールを使う場合は引火しやすいので火のもとには十分注意しましょう。仕上げに拭き取ることもお忘れなく。

綿棒をびしょびしょまで濡らさない!!

掃除方法3.フォーク×重曹×タオルを使って掃除

テレビ用リモコンはフォークと重曹を使って掃除することもできます。掃除用の重曹水を作りましょう。ぬるま湯に重曹を溶かしてスプレー容器に入れます。

掃除方法
  1. フォークにタオルを巻く(お掃除フォーク作り)
  2. お掃除フォークに重曹水をスプレーする
  3. リモコンを拭く

フォークにタオル(ボロ布でOK)を巻き、リモコンを掃除しましょう。タオルは目の詰まったものがおすすめです。またフォークがタオルを突き破ることもありますので、駄目になっても惜しくないようなものを選びましょう。重曹水は他にもいろんなところに使える掃除用の万能アイテムです。一度作ったら、コンロやお風呂場などもついで掃除で使い切りましょう。

タオルは目の詰まったものを使う!

掃除方法4.アイリスオーヤマ サイバークリーンで掃除

アイリスオーヤマが出しているサイバークリーンというクリーナーをご存知でしょうか。押し付けてはがすタイプのクリーナーです。キーボードの掃除に重宝しますが、もちろんテレビ用リモコンにも使えます。アマゾンなどで、簡単に買うことができます。

掃除方法
  1. サイバークリーンを手にいれる(アマゾン・ホームセンターなど)
  2. リモコンの上で転がす
  3. 子供に教える♪
  4. 蓋閉めチェック

サイバークリーンの使い方は簡単です。リモコンの上でコロコロ転がすだけ。ホコリを吸着して取ってくれます。簡単でみるみるきれいになっていくので、気持ちがいいです。
掃除用具としてはやや高めですが、遊び感覚で子供も喜んで手伝ってくれるので、子供のおもちゃとしてサイバークリーンを渡しておいて、リモコン掃除は子供に担当させるというのも主婦の知恵です。ただし、蓋を閉め忘れるとカビカビになってしまうので、片づけはしっかりとご注意くださいね。

その他:掃除機のノズル・歯ブラシで掃除

掃除方法

手近なお掃除アイテムとして掃除機のノズルなどで埃を吸い出すこともできます。ハンディー掃除機なら使いやすいですが、大型の掃除機しかない場合は古い歯ブラシなども使いやすいアイテムだと言えます。この場合リモコンは水に弱いので、水をつけすぎると壊れてしまう可能性があります。濡らさないで乾いたままの歯ブラシを使うか湿らせる程度にしましょう。

その他:掃除方法


他にもリモコンの掃除で覚えておいたほうが良いのが分解掃除と電池の液漏れ対策です。

リモコンの電池の液漏れの掃除方法

リモコンの電池は液漏れすることがあります。電池交換をしようと裏蓋を開けてみたら、電池の周りが白っぽく汚れていることがありますが、これが電池の液漏れです。そのまま放置しておくとリモコンの故障になりますので、見つけたら手入れをしましょう。参考までに液漏れしやすいのはアルカリ電池です。電池を買い替える際にはマンガン電池がおすすめです。

掃除方法
  1. 手袋装着
  2. 紙やすりで液漏れ部分をこする
  3. タオルで拭き取り

掃除用アイテムとして手袋、紙やすり、古いタオルなどを用意しましょう。液漏れした電池は危険です。目に入ると目が見えなくなるという可能性もありますので、念のため手袋をしての作業がおすすめです。危険といっても、そんなに怖がらなくても、素手で掃除してもしっかりと手洗いすれば大丈夫です。主婦でもできます。レッツトライ。

紙やすりで液漏れした部分をこすります。あとは古いタオル(雑巾)で拭き取れば出来上がり。もし家庭にあるようでしたら、紙やすりで汚れ部分を削ったあとにKURE556などを使うとより良いケアができます。

リモコンを分解して掃除する方法

少し面倒ですがリモコンを分解して掃除することができれば、見た目が綺麗になるばかりか故障の原因になるホコリを取り除くこともできあます。日常使いのうちにいつのまにかホコリは裏側に入り込んでいます。内部ににはいりこんでいるホコリは、接触不良を起こしリモコンの故障につながります。分解掃除をすることで故障の原因になるホコリを一掃することができます。
 分解掃除をすることで一気にすっきりとピカピカのリモコンに生まれ変わります。実はリモコンの分解はそう難しくはありません。もっともきれいになるのがこの分解掃除です。

リモコンを分解掃除するときのアイテムは、今までご紹介したすべてのアイテムが使えます。分解すると器用のドライバーやヘラなど工具も一緒に用意しましょう。

掃除方法

  1. 蓋をあける
  2. ラバー部分を水洗い
  3. 基盤部分を綿棒掃除
  4. 完全に乾かしてから組み立てる

リモコンのカバーの蓋を開けます。お使いのメーカーによって、リモコンのカバーの止まっているネジの種類や位置が違います。一つずつ丁寧にドライバーでネジをとります。すべてのネジをとり終わったあとはヘラを使って少しずつテコの原理で蓋を開けます。一気に開けようとしないで、全体に少しずつ慎重に力を加えていくことがポイントです。
カバーが外れたら、もっとも手垢が付きやすいラバー部分を水洗いしましょう。ここが一番汚れているはずです。中性洗剤や重曹水、メラミンスポンジや歯ブラシなどを使って積もった汚れを洗い落としましょう。ラバー部分は遠慮なくゴシゴシ洗っても大丈夫です。
基盤部分は水につけることなく、そうっとソフトにブラシや綿棒などで掃除をしましょう。
このとき、ききが悪いボタンがあるようなら両面テープとアルミホイルを使って、修理することもできます。

リモコンの汚れを防ぐ方法


リモコンは汚れたものを掃除するよりは、汚れをあらかじめ防ぐほうが手間がかかりません。汚れをあらかじめ防ぐためにリモコンカバーを使うという方法があります。

カバーをして汚れを防ぐ

リモコンの汚れを防ぐためにリモコンカバーが売られていることをご存知でしょうか。いろいろな会社から販売されていますし、100円ショップなどでも手に入れることができます。私のおすすめはトレードワンという会社が出しているリモコンカバー「の・び~る」です。その名の通りシリコンゴムがのび~るで、縦20-28CM横5-8cmといろいろな大きさのリモコンに対応しています。100円ショップのものに比べたらお値段もアップしますが(と、言っても数百円程度です)、使いやすさも数段アップします。

ラップをして汚れを防ぐ

お金をかけずにリモコンカバーを使いたい人には、ラップをしてリモコンカバーの代用をして汚れを防ぐこともできます。食品用ラップ(商品名で言えばサランラップやクレラップです)をリモコンに巻き付けるだけで、エアコンの汚れを防止することができます。見た目はいまいちですが、汚れたらすぐ新しいものにチェンジすることができて価格もリーズナブル。恰好つけずに実用感をとるなら、ラップ巻きが最強かもしれません。

リモコンは買い替える前に掃除しよう


機械類に弱い女性なら、リモコンの電池を変えても動かなかったら壊れてしまったと思って家電量販店に走るでしょう。気軽にテレビが見れない生活なんて考えられません。
しかし、家庭でもちょっと工夫をすることによってリモコンは生き返る場合があります。苦手意識はあるものの、家庭でできる範囲で修理を試みてみましょう。
また、リモコンは壊れる前に普段からケアするのが良いでしょう。日常の短時間のケアやリモコンカバーなどの使用で気持ちよく清潔にリモコンを使うことができます。