エレキギターって、とってもかっこいいですよね! バンドの中で、ボーカルの次に目立つのが、ギタリストのように思います。 憧れのミュージシャンのかっこいいギターソロや、パフォーマンスに目をうばわれて憧れる方もたくさんいるのではないでしょうか。 ここでは、エレキギターを始めたい、もしくは始めたばかりの、本当に初心者の方でもよくわかるように、ギターの種類やあると便利なものなどご紹介していきたいと思います。
それは大丈夫だ、という方もいるかもしれませんが…
まず最初に、エレキギターと、エレキベースの違いはおわかりでしょうか。
一般的には、弦が6本あるものがエレキギターで、弦が4本のものがエレキベースです。
弦の数が6本より多いギターや、4本より多いベースも存在するので、注意が必要です。
エレキベースの方が弦が太いので、そこが特徴になるかとは思いますが、初心者の方は、楽器屋の店員さんにきいてみるとよいでしょう。
豊富な知識をもっていますし、初心者の方もたくさん来られるので、何を質問するにしても、恥ずかしがらなくて大丈夫です。
エレキギターの種類
ストラトキャスタータイプ
ストラトキャスターは、Fender(フェンダー)というメーカーが売っているギターのことです。
「ストラトキャスタータイプ」のギターは現在さまざまなメーカーから発売しています。
このタイプは、ギターの中で一番一般的な形と言えるでしょう。
画像は、Fender社のストラトキャスターです。
レスポールタイプ
レスポールは、Gibson(ギブソン)というメーカーで売られているギターの名前です。
「レスポール・タイプ」も、さまざまなメーカーから販売されています。
とても一般的なタイプのギターだと言えるでしょう。
画像は、Gibson社のレスポールです。
テレキャスタータイプ
テレキャスターは、もともと「エクスワイヤー」という名前で、Fender社で販売されていたギターです。
こちらの「テレキャスタータイプ」も、現在多くのメーカーが販売しており、定番の形となっています。
画像は、Fender社のテレキャスターです。
SGタイプ
SGは、Gibson社で売られているギターのことです。
この、「SGタイプ」も、さまざまなメーカーから出ています。
他のエレキギターと比べて、軽いのが特徴のひとつと言えるようです。
画像は、エピフォン社のSGです。
フルアコースティックタイプ
フルアコースティックタイプのギターでは、Gretch(グレッチ)というメーカーのものが代表的です。
ボディの中に、アコースティックギターと同じくらいの空洞があることが特徴のタイプです。
画像は、Crews Maniac Soundのフルアコースティックギターです。
セミアコースティック・タイプ
Gibson社が発売したギターが、このタイプのおおもとだそうです。
「セミアコースティックタイプ」は、「フルアコースティックタイプ」に比べて、中にある空洞がせまく作られていることが特徴のギターです。
画像は、ディアンジェリコのセミアコースティックギターです。
エクスプローラータイプ
この「エクスプローラータイプ」は、Gibson社の「フューチュラ」という名前のギターがもとになっているそうです。
変形ギターの元祖、とも言うことができるギターのようです。
独創的な形ですね。
画像は、エピフォン社のエクスプローラータイプのギターです。
フライングVタイプ
Gibson社が発売したギターが、おおもとのようです。
名前の通り、特徴的な「V」の形をしています。
画像は、バッカス社のフライングVのギターです。
さて、エレキギターのおおまかな種類としては、このような感じです。
好きなギタリストの方が使っているのと同じモデルを買う、なんていうこともできますね。
そうすれば、その方の出している音や、弾いているジャンルに適したギターが手にいれられるのではないでしょうか。
さまざまなミュージシャンが、自分の使用しているギターや機材について紹介している本や雑誌が売られているので、そういったものもとても参考になります。
自分の好きなミュージシャンの音作りをまねしてみるのも練習になりそうですね。
インターネットで注文するのではなく、直接買いに行くのなら、一般的な本屋さんより、楽器屋さんの中の本・雑誌のコーナーの方が、専門的な書物がそろっているのでおすすめです。
ギターの選び方
次は、ギターの選び方についてご説明します。
初心者の方ならまず、最初から変形ギターに手を出すより、定番のストラトキャスターやレスポールタイプのギターから入ってみるのが良いかな、と思います。
しかし、自分が気に入ったギターを選ぶことが一番です!
なぜなら、そんなにかっこいいと思えないギターを買っても、練習をしなくなってしまう可能性が高いからです。
それでは、元も子もありません。
いつもそばに置いておきたい、もっていたくなるような、あなたにとって最高にかっこいいギターを選ぶことをおすすめします。
ギターを選ぶのなら、買う前にさわってみるのがおすすめです。
初心者の方なら、勿論なにも弾けないでしょうが、弾かなくて良いので、持ってみることをおすすめします。
楽器屋さんで言うのも緊張するかもしれませんが、気にしなくて大丈夫です。
フィーリング、といいますか、触った時にしっくりくる、なんかちがうなあ、などの直感を大事にするとよいです。
やはり、気に入って惚れ込んだギターを選ぶことが一番、ということでしょう。
インターネット通販ではなく、実際に見てまわることをおすすめします。
ギターって高い…という方
インターネットで格安で売られているギターなどもありますが、あまりおすすめできない、と楽器店の方が言っていました。
エレキギターは基本的にある程度の値段がするものではありますが、しっかりしたメーカーのものと、例えば一万円程度のものでは、質が違うそうです。
ある程度値段のするメーカーのギターには、保証もついていて安心です。
長く使うことを考えると、そこそこいいものを選んだ方がよいのではないかな、という気はします。
もしくは、中古ギターを買う、という手もあります。
中古でしたら、新品に比べてお値段は下がるでしょう。
たまに、有名メーカーも中古品などで、掘り出し物があることもあります。
しかし、初めて持つギターなら新品がいいな、という方もそれなりにいるのではないかと思いますし、人それぞれでしょうか。
あると便利なものたち!
VOX amPlug
エレキギターは、大きなアンプにつないで大音量でかき鳴らすもの!
と思っている方も、初心者の方の中にはいるのではないでしょうか。
確かに気持ちのいいものではありますが、近所迷惑になってしまいます。
小さめのアンプを買って、小さめの音量で練習することもできるのですが、大音量がいい!という方におすすめなのが、この「VOX amPlug」です。
こちらは、ギターに差し込むタイプの、手のひらサイズのとても小さなアンプなのですが、ヘッドフォンを繋いで音を出します。
なので、周りの目を気にせず楽しく練習することができそうです♪
柄によって、モデルになっているアンプが違い、出る音も違うので、選ぶ時には注意が必要です。
メタルが弾きたいのにそういうタイプの音が出せないものを買ってしまった!
なんてならないように、事前にじっくり調べるか、お店の人に聞きましょう。
この商品は、ヘッドフォンがないと音を出せないので、そこも要注意です!
http://www.voxamps.ru/imgs/lg_amplug_cabinet_slant.jpg
ちなみにこの「VOX amPlug」は、小さいキャビネットスピーカーが別売りでありまして、これに「VOX amPlug」をつなげると、ヘッドフォンなしで音を出すことができます。
こんなに可愛らしいものもありました。
女子高生のバンド演奏が登場するアニメ、「けいおん!」のキャラクターである、中野梓ちゃんモデルです。
ギターアンプに関しては下記の記事でも詳しく紹介しています!
https://colors.today/articles/850
ヘッドフォン
「VOX amPlug」につなぐヘッドフォンも、イヤフォンや千円くらいのものではなく、少し高めの、音質のいいモニタリングヘッドフォンを揃えてみると、より練習を楽しめそうです。
参考までに、こちらは業界スタンダードなモニターヘッドフォンです。
ちょっとお高いですが、もちろんもっと低価格のモニターヘッドフォンもありますよ。
弦
あると便利なもの、というのでもないかもしれませんが、参考までにご紹介します。
一般的といわれる太さ、及び有名なメーカーの弦です。
弦の交換は初心者では難しいと思うので、楽器店で有料でやっているところもあります。
お友達に頼んだりしてみるのもよいかもしれませんが、自分でできるようになると、切れてしまった時にすぐ交換ができて、便利そうです。
ギターポリッシュ、クロス
こちらは、お手入れ用品になります。
ボディーの汚れを落とすときに使う「ギターポリッシュ」と、「クロス」のセットです。
初心者用の本を活用してみる!
DVDつきの、初心者の方用の本です。
楽器や周辺機材、譜面の基礎などを解説してある本であり、付属しているDVDでは手元の動きを見られるようなので、練習に役立ちそうです。
初心者用の本もたくさん種類が出ていますし、本もやはり自分が読みやすいと思うものが一番かと思うので、一度手に取って開いてみることをおすすめします。
チューナー
ギターの弦の音を、正しい音程に合わせるために必要なものです。
もし弦の音程がずれていると、他の楽器と演奏すると、合わなくなってしまいます。
エレキベースやバイオリンなども、このように「チューナー」を使って、正しい音にチューニングをします。
演奏をする前には、チューニングをするものだと思ってよいでしょう。
チューナーには、「オートチューナー」と、「クロマチックチューナー」があります。
「オートチューナー」は、ギターの弦を弾くと、ディスプレイに現在どの音を出しているのかが表示され、簡単にチューニングをすることができます。
お値段も、お手頃なものもあります。
しかし、決まった音しかあわせることのできないチューナーである場合には、「ダウンチューニング」と呼ばれるチューニングができないため、ダウンチューニングを考えている方は、買う前にどんな機能があるのかを確かめておくことがが必要です。
画像は、クロマチックチューナーです。
ギター・ベース専用のモードにもすることができます。
「クロマチックチューナー」は、「オートチューナー」と同じ機能の他に、7弦ギターをはじめ、さまざまな楽器のチューニングをすることができるものが多いです。
「ダウンチューニング」もすることができます。
いずれにしろ、どんな機能のあるチューナーかを確かめてから、必要に応じたものを選ぶことを、おすすめします。
こちらは、メトロノーム機能つきのクロマチックチューナーです。
ピック
ギターの弦を弾いて音を出すものです。
ピックを使わないギタリストの方もいるそうなので、必ず必要ということではないようです。
ピックは、厚みや質感によって出る音が違ってきますので、好きに選ぶのがよいかと思います。
いろんな厚みのピックを試してみると、あなたの好みのものが見つかるかもしれません。
また、デザインも豊富なので、見ているだけで楽しいです。
色とりどりです。
キティちゃんなどの、キャラクターものもありますよ♪
ピックは、楽器店で一枚100円程度で買うことができますよ♪
https://colors.today/articles/976
変わったギターもあります!
こちらは、「ダブルネック」と呼ばれる形のギターです!
初めて見ると、ちょっとびっくりしますよね。
いかがでしたか?
ここでご紹介したことは、本当に基礎的なことですので、ギターをやって行くにつれて、もっとマニアックな知識をつけていくようになるのではないかな、と思います。
エレキギターは、エフェクターやアンプなど、さまざまな種類の中から自分の好みのものを選んだりすることや、また、エレキギターをカスタマイズしたり、改造したりする方もいて、奥が深いのだなあ、と思います。
めいっぱい、エレキギターやバンド演奏など、楽しんでみてくださいね。