今回は美しい桜を楽しめるお花見の名所「目黒川」の紹介をします。 以前、中目黒の近くに10年ほど住んでいたのですが、毎年目黒川のお花見が恒例行事でした。 昼も夜も楽しめ、そしてオシャレ!また、東急東横線の電車の窓から見える桜も毎年の楽しみでした。 そんな目黒川の花見の魅力や楽しみ方、穴場スポットまで紹介しちゃいます!もちろん見頃やアクセス方法も合わせて紹介しているのでぜひ参考にしてください。
目次
目黒川の花見って?
目黒川は花見の名所であり、全国1位、東京1位と、ダントツの人気を誇っています。
目黒川は世田谷区から目黒区、そして品川区を通り東京湾へと流れています。世田谷区の池尻大橋から、品川区の亀の甲橋までの約4㎞ほどの桜並木には、約800本ものソメイヨシノが植えられています。
中でも東急東横線・東京メトロ日比谷線 中目黒駅周辺は、駅を出たらすぐに目黒川という立地に加え、個性的なショップやカフェ・レストランなどが多く立ち並んでいて、ショッピングを楽しんだり、カフェやレストランから桜を眺めることもできるのが魅力です。
2016年の見頃予想とアクセス
目黒川の桜の見頃
見頃は3月下旬から4月上旬です。
今年は気温の変化が激しく、今後の気温によっては少し早まるかも知れません。
目黒川のお花見スポットへのアクセス方法
目黒川の花見は約4㎞にわたっていますのでエリアごとにアクセスをご紹介します。
◆上流
東急田園都市線 池尻大橋駅から徒歩約2分
◆中流
東急東横線・東京メトロ日比谷線 中目黒駅から徒歩約2分
◆下流
JR山手線・東急目黒線・東京メトロ南北線・都営三田線 目黒駅から徒歩約5分
最も盛り上がるのは、やはり中目黒駅周辺です。でも目黒川沿いに桜を楽しみながら、池尻大橋から中目黒まで歩いたり、目黒から中目黒まで歩いて桜を楽しむのもおすすめですよ。所要時間はどちらも約30分です。
また、中目黒から池尻大橋方面に向かって歩くと、川幅が徐々に狭くなりますので、両岸に植えられた桜が川の上でアーチとなり素敵です。
目黒川での花見の楽しみ方を紹介
目黒川の桜はとにかく、「おしゃれ」なんです。
一般的な花見のイメージは、ブルーシートにお弁当を広げて、とか、オジサンたちがビールやワンカップ片手に宴会、とか、ちょっとしたハイキング的な服装で散策・・・などではないでしょうか?
目黒川の花見は、中目黒駅の目の前が目黒川なので、そんなに歩く必要もなく、ブルーシートではなく歩きながらやカフェやレストランの店内やオープンテラスで桜を楽しめるので、いつも通りのおしゃれなファッションでOK!
おしゃれなお店が多かったり独特の雰囲気がある場所ですが、それだけではここまでの花見の雰囲気にはならないと思います。
では、なぜそのような雰囲気なのかと言うと、目黒川は宴会が禁止されているんです!
なのでシートを敷いて場所取りなどはできません。
こんな目黒川の桜を思う存分楽しめる方法を一部紹介します!
1.お花見CHANDON2016で桜のシャンパンを楽しむ
http://openers.jp/wp-content/uploads/2013/03/16942/665_CHANDON_top.jpg
目黒川での花見の一番の特徴は「シャンパン」なんです。
桜色のシャンパンが目黒川沿いのあちこちで売られています。
しかも!入れられている容器は、持ち歩き&使い捨てのできるシャンパングラスなんです。
もう本当にどこまでもオシャレですね。
前もって「○月○日はお花見」なんて予定を立てなくても、天気の良い日にデートの行き先の一つとして気軽にフラッと立ち寄って桜を眺めながらシャンパンを味わって、次の目的地へ、なんて気軽に花見を楽しむのもおすすめです。
http://www.fashion-headline.com/imgs/zoom/162218.jpg
その中でも「お花見CHANDON」というイベントは要チェック!
これは「シャンドン(CHANDON)ロゼ」と一緒にお花見を楽しむ、というプロモーションです。
全国で3初旬から4下旬まで実施され、桜の開花と共に日本列島を北上し、福岡・京都・名古屋・東京・金沢などの桜の名所で開催されます。東京での開催が、そう!この目黒川なんです。
「お花見 シャンドン」は、中目黒のワイン食堂「MARZAC 7(マルザック 7)」が中心地となり、今年も屋外でロゼを楽しむ「シャンドン ポップアップ バー」が期間限定でオープンします。デートや友達同士で立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
いろいろな場所でシャンドン(CHANDON)ロゼが売られていますが、他にもイチゴ入りのシャンパンがあったり各お店ごとにラインナップが工夫されています。
お花見CHANDONでは3月25日から4月10日までの期間限定で、なんとクルーザーでお花見を楽しめる「お花見CHANDONクルーズ」が開催されるんです。勝どきから出航しレインボーブリッジを通過して目黒川へ入り、川から桜とシャンパンを楽しめます。クルーザーはCHANDONロゼのブランドカラーにラッピングされ、特別感が満載なんですよ。申し込みは2名から、6名以上だと貸し切りが可能です。料金は1名10,800円(税込み)です。
http://www.mhdkk.com/brands/chandon/promotions/
2.目黒川お花見クルーズで素敵な時間を
目黒川お花見クルーズは、天王洲から出航して目黒雅叙園前までの区間を約70分かけて船上から目黒川の桜を楽しめます。
先にご紹介したお花見CHANDONのクルーザーとは違い、シャンパンのサービスはありませんが、飲み物や食べ物の持ち込みは自由なのでいろいろ買い込んで友人や家族と約70分間のクルーズを楽しむことができます。
また、歩かないで落ち着いて桜を楽しめるのでデートにもおすすめですよ!
ご注意頂きたいのは、持ち込みOKですがあくまでも「乗合船」なので宴会はできません。船上での宴会には「夜桜貸し切りチャータープラン」が用意されています。
「目黒川お花見クルーズ」の情報
乗船場所:天王洲ヤマツピア桟橋
コース:天王洲ヤマツピア桟橋~目黒川水門~荏原神社~大崎~五反田~(目黒雅叙園前)~天王洲ヤマツピア桟橋
運行時間:約70分間
利用人数:1名から申し込み可能(最大乗船人数40名)
料金:大人 4,000円 / 小人 3,000円(4~12歳まで)
※事前に予約して振り込む場合は割引が適用されます(大人 3,600円 / 小人 2,600円)
http://www.zeal.ne.jp/plan/145.html
3.カフェやレストランで花見を楽しむ
目黒川沿いには、おしゃれなカフェやレストランがたくさんあります。店内で食事をしながら、窓から見える桜を楽しんだり、オープンテラスでは桜の下で食事を楽しむこともできます。
素敵なお店を予約して、彼女や奥様とのサプライズデートなんてとっても素敵だと思います。喜ばない女性はいないですよ!
では、おすすめのカフェやレストランをご紹介しましょう。
マザーエスタ
「マザーエスタ」は自然栽培・無農薬にこだわり、厳選された野菜が中心のオーガニックビストロです。アットホームな雰囲気で一人でも入りやすく、居心地の良いお店です。
料理はヘルシーですが、ボリューム満点なので男性も納得して頂けるお店だと思います。野菜たっぷりのカレーが人気です。
また、画像の窓の部分にご注目ください!桜が映っているのがご覧いただけると思います。お店の目の前が桜並木なんですよ。
■マザーエスタの情報
住所:東京都目黒区青葉台2-20-14 青和ビル 1F
電話番号:03-5724-5778
営業時間:[平日]11:30~14:00(L.O)、18:00~22:00(FoodのみL.O)
[土日祝]11:30~15:00(L.O)、18:00~22:00(FoodのみL.O)
定休日:水曜日
予算:[昼]1,000~2,000円 [夜]6,000~8,000円
http://tabelog.com/tokyo/A1317/A131701/13025790/
CRAFTALE(クラフタル)
CRAFTALE(クラフタル)は2015年9月にオープンしたお店なので桜の画像がありませんが、窓からは目黒川の桜が広がります。
フレンチの隠れ家的なお店です。料理は一皿一皿が驚きと感動の連続で、虜になってしまう人が多いのも納得です。カジュアルで気軽な雰囲気が魅力で、デートにもおすすめです。
■CRAFTALE(クラフタル)の情報
住所:東京都目黒区青葉台1-16-11 2F
電話番号:03-6277-5813
営業時間:17:00~01:00 (L.O.00:00)
※ランチは土日のみ 11:30~14:00 (L.O.13:00)
定休日:水曜日
予算:[昼]3,000~10,000円 [夜]10,000~15,000円
http://tables.jp.net/craftale/
Ristorante Cascina Canamilla(カシーナ カナミッラ)
Ristorante Cascina Canamilla(カシーナ カナミッラ)は創作系イタリアンのお店です。
接待にも使える落ち着きのある上品な雰囲気が魅力です。イタリア・トリノでの修行を終えて帰国したシェフが作る本格的な郷土料理から、日本人の感性を活かして作り出された料理まで幅広く、ワインとともに楽しむことができます。
■Ristorante Cascina Canamilla(カシーナ カナミッラ)の情報
住所:東京都目黒区青葉台1-23-3 青葉台東和ビル 2F
電話番号:03-3715-4040
営業時間:11:30~14:00(L.O)、18:30~21:30(L.O)
※2016年3月16日から4月11日までの期間は通常営業ではなく、桜の特別営業
(第一部)OPEN 13:30 / CLOSE 16:30
(第二部)OPEN 19:00 / CLOSE 23:00
定休日:火曜日・不定休月1日(年末年始を除く)
予算:[昼]5,000~6,000円 [夜]10,000~15,000円
誰よりも目黒川の桜が楽しめる穴場をチェック
目黒川の花見・・・といえばダントツで中目黒が有名で、中目黒駅を降りて 日の出橋より左方向の天神橋までが特に混むエリアです。
人が少ないところで静かに楽しみたい方は「穴場」で桜を楽しむことができます。ただ、穴場は屋台がなかったり場所によってはコンビニもなかったりというマイナスポイントもあります。
では、穴場をいくつかご紹介しましょう!
五反田~大崎
五反田から大崎にかけて目黒川沿いに遊歩道がありますので、ゆっくり散策するのがおすすめです。ベンチもあり、歩き疲れたら休むこともできますよ。
屋台やコンビニなどはありませんので、ベンチでゆっくり過ごされるなら飲み物などは駅周辺で買われることをおすすめします。
目黒雅叙園~五反田方面へ
目黒新橋や目黒雅叙園の周辺から五反田方面は人も少なく、しかも!ここの桜はとてもきれいです。ただ、ベンチなどもないですしゆっくり桜を眺めるというよりは、歩きながら桜を見るという感じになると思います。
こちらも川沿いには屋台もコンビニもありません。
中目黒の穴場
中目黒駅から出て、日の出橋の右側の川下沿いは意外と穴場だったりします。日の出橋左側よりは川幅が広がっていて桜までの距離が遠くなってしまうのですが、それでも混み具合を考えると充分桜を満喫できると思います。
また、同じ中目黒でも中目黒駅を利用するのではなく、東急田園都市線 池尻大橋駅を利用して中目黒に向かって歩くと、混雑ぶりは全く違います。
目黒川は夜桜も素敵です
中目黒から池尻大橋の区間は期間中ライトアップされます。日没から21時までの時間帯で、期間は桜が開花してから始まり、終了は未定だそうです。
ボンボリのやさしい灯りが桜を照らし、幻想的な光景が広がります。妖艶な桜も魅力的で、昼間の可憐な桜とは全く違う別の顔を楽しめますよ!
目黒川の桜で素敵なお花見を
最後までご覧いただき、ありがとうございます。いかがでしたか?
目黒川でのお花見の魅力は伝わったでしょうか。もちろん花見のスタイルはいろいろありますので、好みのスタイルも人それぞれです。シートを敷いて宴会をしたいという方には魅力の感じられない場所だと思います。
でも、おしゃれに桜を楽しみたい方にとっては他にはない最高の場所だと思います!目黒川は花見で有名な場所ですが、細かい楽しみ方はご存知ない方も少なくないのではないでしょうか。なので、こんな場所・こんな楽しみ方を探していた、という方に参考にしていただければ嬉しいです。
私自身、以前は近くに住んでいたという事もあり、毎年目黒川での桜の花見を楽しんでいました。現在は片道2時間近くかかりますので毎年、という訳にはいかないですが訪れており、今年も中目黒で桜とシャンパンを楽しもうと思っています。
お花見を楽しんで、素敵な時間を過ごしてくださいね♪