寒い冬も終わりもうそこまで春がきていますね。新生活に向け新しい気持ちにするため模様替えなんてしてみませんか?気持ち新たにワクワクする春の第一歩になりますよ。引越しをする方の新しい部屋作りにも参考になる模様替えのコツを伝授いたします。
目次
まずはコンセプトをきめよう
お部屋の模様替えの際には、まずコンセプトを決めるのが1番です。
どのような部屋にしたいか、どこに何をするためのスペースをもっていきたいかなどを決めることが大切です。またカーテンの色や家具の色から考えていくのもよいでしょう。
見取り図で考えをまとめよう
見取り図といっても設計図とは違うので、簡単なもので自分がわかるもので作りましょう。
見取り図を作るときのポイントは次のとおりです。
・簡潔にかく。
・大きな家具や家電から配置場所を決めていく。
・こまごましたものはわかりづらくなるのでかかない。
配置換えで注意すること
大きな家具・家電の配置
見取り図にかきこむときに注意することは次のとおりです。
・サイズをしっかり測ってから配置を決める。
・高さを統一して家具を並べるとすっきりして見える。
・全部配置しなければならないわけではないのでこの際不要なものは捨てる勇気を持つ。
・高さのある家具の配置には、エアコンの風が直接当たらないか、天井の突起物などに当たらないかなど配慮する。
小物の配置
小物の配置については次のことを注意しましょう。
・クッション、リモコンなど部屋ごとに分けて箱などにまとめておく。
・引き出しはとりあえず移動させ、中の整理は一番最後に行う。
・ゴミ箱、植木など移動の邪魔になるものは最初からよけておく。
新しく購入するとき
引越しをする方やこの機会に新しく家具や照明を買う方、買いなおす方は次のことに注意するとよいでしょう。
部屋を作るときのコンセプトに合わせた色や柄、デザインのものを買うと配置しやすくなります。そして高さのない家具は部屋を広く見せるので新しく購入する際には気をつけて選ぶとよいでしょう。
照明を購入するとき
照明で部屋の雰囲気が決まるといっても過言ではありません。新しく購入するのであれば知っておきたいのが照明の種類と使い分けの方法です。
照明の色には、3つの種類があります
・「昼光色」青白い色の光でお部屋をすっきり明るくします。
・「昼白色」白い自然な光でお部屋を明るく照らします。
・「電球色」暖かみのある落ち着いた光です。
さらに照明には次の種類があります。
・「白熱灯」トイレ、洗面所、廊下に
・「蛍光灯」室内のメイン照明として
・「LED電球」室内のメイン照明、スポットライト、街灯など
1つの部屋に対してメイン照明とサブ照明で、部屋にアクセントをつけるのもおしゃれです。
カーテンを購入するとき
窓の向きで選ぶことがおすすめのカーテンですが次のことを参考にしてみてください。
「西向きの窓」ブルーやグレーなどの寒色系がおすすめです。
暖色系のカーテンにしてしまうと、夕日があたり燃え盛るような真っ赤な状態になってしまいます。コンセプトから暖色系のカーテンを選びたいときは、遮光性の裏地がついたカーテンを選びましょう。
「北向きの窓」北向きの窓は西向きの窓と反対で日差しが入りにくいので、暖色系のカーテンを選ぶことをおすすめします。
部屋を広くみせたい!そんなときは
ワンルームの部屋などには広く見せるように次のようなことを考えて模様替えや家具購入をするとよいでしょう。
・高さのない家具~椅子またはソファーなどに座った目線より低い家具を設置する。
・収納量が増えたときや増える見込みのある場合~高さを増やすことより横に範囲を広げていく。
・背の高い家具の配置~入り口付近の壁に配置するとよいでしょう。
・鏡をつかう~全身鏡などを他の部屋がうつるようにセットして奥行きをだす。
・ソファー~入り口と対角線上におく。
・小さめのカーペット~部屋を狭くみせるので床と同化する色を選ぶ。
模様替えのちょっとしたテクニック
特別な部屋にするワザ
さらに、模様替えで役に立つテクニックをご紹介します。
・空間を分割するために家具を利用する。
・小物をディスプレイするときには1つのテーマ(季節・キャラクター・色など)を決める。
・観葉植物は大きいものは1つにして、小さいものをおき、ジャングルになることを防ぐ。
・部屋にメリハリをつけたいときは仕事や勉強と遊びやくつろぎなどで分ける。
不要と判断する勇気
模様替えや引越しのときにしかできない「不要なものの処分」。せっかくのチャンスを逃してしまわぬよう判断する勇気をもちましょう。
・デザインがかわいいけれど使い勝手の悪いもの。
・1年以上置きっぱなしで使っていない人形やオブジェなどの小物。
・置きっぱなしと洗濯を繰り返しているひざ掛けやクッション。
・2年以上着ていない服や使っていないマフラー、手袋、アクセサリー、かばんなどの小物。
・壊れているもの。
・3つ以上ある同じ用途の調理道具。
・アルバムに入りきらない写真。
・1年以上触っていない本。
・2シーズン履いていないくつ。
・6年以上前の請求書。
このあたりはずっともっていても仕方ありませんから処分しましょう。
捨てにくければ、買い取りセンターにもって行くのもよいでしょう。
模様替えの順番を復習
では最後に模様替えの順番を復習しましょう。
①どのような部屋にしたいかコンセプトを決める。
②大まかに部屋を片付け、家具などの移動時に邪魔になるものはまとめてよけておく。
③大きな家具・家電を移動する。
④その他の家具・家電を移動させる。
⑤小物を整理しながらセットしていく。
⑥引き出しの中など見えないところを整理していく。
このような流れでやっていくと、余計な時間をかけずに模様替えが行えます。
模様替えが終わってからカーテンや照明器具などをそろえれば、自分の買いたいデザインがみつけやすいでしょう。
模様替えを考えること
今回は模様替えのコツをお伝えしました。
模様替えは新しい気持ちをもつリセットと同時に不要なものを見直し処分することや生活をしやすい空間をつくることもできますよね。
帰るのが楽しみになるようなお部屋をつくってくださいね。