枝豆を家庭菜園で作るのは簡単!?いえいえ・・実は失敗も多い植物なのです。そこで失敗しない枝豆作りの方法やそのポイントをまとめてみましたので参考になさってください。
美味しい枝豆を家庭菜園で作るために
枝豆は豆を撒くところから始めることが出来ますが、初心者さんの場合にはホームセンターで購入できるポット苗から始めた方が失敗が少ないようです。乾燥に弱いという特性がありますので水やりのタイミングなど、コツを掴んで是非美味しい枝豆を作ってください。夏の時期に自家製の枝豆を食べながら冷たいビールを飲むなんてちょっとした贅沢ですよね。
生育適温は25~28℃で、高温には強い。ただし低温や霜に弱く13℃以下になると空莢が増えます。
莢着きが悪くなるため、開花期から結実期は用土を乾燥させないように気を付けましょう。
根には根粒菌が付着して空気中の窒素を自ら取り込みますので、他の野菜ほど肥料を必要としません。
肥料が多すぎると、徒長して着莢率・結実率が低下します。
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初心者さんの枝豆作り
枝豆にもいろんな品種があります。初心者向けにオススメなのが栽培期間が短いものはいかがでしょうか?早生種と呼ばれるものを選ぶと良いでしょう。
枝豆の早生種
具体的な品種は
「湯あがり娘」「おつな姫」「天ヶ峰」です。
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せっかく枝豆を作ろうとしているので、やはり大粒の実がつくものを作ってみたいと思う場合には70日ほどで実のなる「奥原早生」をオススメします。
味を重視したいという場合にはビールのお供?というネーミングの「ビアフレンド」はいかがでしょうか?
枝豆作りのポイント
枝豆作りのポイントはズバリ!肥料をあまりあげないことです。そして日当たりの良い場所で育てるということも大事です。初心者さんの場合には早く大きくなって欲しいと思ってついつい肥料を多くあげてしまいがちです。そういう意味でも種の状態から育てるのは難しいようです。
枝豆の作り方・順序
苗の探し方
苗を探す時にはまず苗の枝がついているものを見つけてください。うぶ毛はしっかりと濃くはえているものが良い苗です。そして、ぷっくりとしたさやの付いたものがベストです。
本葉の様子を観察してください。最低でも2枚程度ついているものが良い苗です。茎の太さも大事です。
枝豆の植え付けかた
苗の場合には20センチ程度の間隔をあけて植えます。用意する土は野菜用の培養土が良いでしょう。
まず、苗をさかさまにして手の平に乗せます。スコップで開けた穴の中に優しく植えます。浅く植えることがちょっとしたコツです。
苗はデリケートです
苗の根っこはとても傷つきやすいので丁寧に扱ってください。もしも乱暴に扱ってしますとそこから病気になってしまいます。
間引きと追肥
枝豆の苗・本葉が開いて来たら間引きしておいてください。そして草丈が20センチ程度伸びて来たら追肥をしておきます。そこから次に枝豆の花が咲いたら追肥をもう一度行います。
枝豆の収穫時期は?
苗を植え付けておおよそ2か月のころになったら、さやが膨らんできているはずです。そでが収穫時期ということになります。タイミングがずれてしまうと実が硬くなって美味しさを逃してしまいます。ここは注意が必要です。
枝豆の栽培・コツは?
枝豆の根の部分は地面に近いところにあります。よく観察してみると地中の中というよりも表面に根を張っていることがわかります。この状態で水切れになってしまうとダメージが大きいのです。常に水を十分に与えることが大事です。
暑い日を避けて植えること
もしも、種から栽培を始めたいという場合には気温の高い日に種を撒くということは避けてください。理由は暑い日に種を撒いてその上から水を与えると気温のために蒸れてしまうからです。せっかく撒いた種が全てダメになってしまう可能性もあります
コツとしては枝豆を植えようとしている土はあらかじめ湿らせておいて半分乾いているような状態で植え付ける方が湿気でうまく育つようです。
枝豆の実が少ない場合
枝豆栽培に失敗するパターンは3つあります。
・開花時期に水が不足していた
・害虫の大量発生
・肥料を過剰に与えてしまった
これらの対策をきちんと行うことで枝豆の栽培・失敗率が減るはずです。