あなたは小説を読んでロマンティックな気分になりたいと思ったことはありませんか。一度でも思ったことのあるあなたにオススメの恋愛短編小説を4つ紹介します!これを読むと今すぐにでも恋愛してみたいなという気分になりますよ♡ワクワクドキドキの小説を読んでみてください。
①夜のピクニック
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高校生活最後を飾るイベント「歩行祭」。それは全校生徒が夜を徹して80キロ歩き通すという、北高の伝統行事だった。甲田貴子は密かな誓いを胸に抱いて歩行祭にのぞんだ。三年間、誰にも言えなかった秘密を清算するためにー。学校生活の思い出や卒業後の夢などを語らいつつ、親友たちと歩きながらも、貴子だけは、小さな賭けに胸を焦がしていた。本屋大賞を受賞した永遠の青春小説。
http://books.rakuten.co.jp/rb/4099707/
本屋大賞を受賞した永遠の青春小説
主人公の甲田貴子と西脇融を中心に描かれた青春群像に、自分のその時代と思い出させるようなどうしようもなく重なってしまう友人たちの特徴。
夜を徹して80㎞をただ歩く、北高の「歩行祭」で、貴子の胸に秘めた想いが、どう展開するのかもわからない、恩田さんがとても鮮やかに描き分ける、高校3年生たちのどの人物像も見所です。
自分自身の過去の友達が重なってきて胸に迫るものがありますよ。
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②いちご同盟
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中学三年生の良一は、同級生の野球部のエース・徹也を通じて、重症の腫瘍で入院中の少女・直美を知る。徹也は対抗試合に全力を尽くして直美を力づけ、良一もよい話し相手になって彼女を慰める。ある日、直美が突然良一に言った。「あたしと、心中しない?」ガラス細工のように繊細な少年の日の恋愛と友情、生と死をリリカルに描いた長篇
恋愛と友情、生と死をリリカルに描いた長篇
作品自体はシンプルですが、休日に読んでみると読書慣れしていない人でもすぐに読み終わる事ができる小説です。
中身としては、よるある少女マンガや昼ドラのような展開分かるような作品では無くてドキドキワクワクします。
もし、過去に『四月と君の嘘』を読んでみたならば、この本が気になり絶対に買って後悔することはないでしょう。
読書が苦手の人もそうでない人も楽しめるいい作品で気軽に読めます。
③真夜中の五分前―five minutes to tomorrow
少し遅れた時計を好んで使った恋人が、六年前に死んだ。いま、小さな広告代理店に勤める僕の時間は、あの日からずっと五分ズレたままだ。そんな僕の前に突然現れた、一卵性双生児のかすみ。彼女が秘密の恋を打ち明けたとき、現実は思いもよらぬ世界へ僕を押しやった。洒落た語りも魅力的な、side‐Aから始まる新感覚の恋愛小説。偶然の出会いが運命の環を廻し、愛の奇蹟を奏で出す。
新感覚の恋愛小説
人を恋しく想う気持ち、人を愛する気持ちは人それぞれですよね。
その人へ本当に自分の想いが真正面から通じているのだろうか。毎日同じものを食べ、一緒に寝て、同じものを見て、同じ時を過ごしている。
しかし、その人のことをどうにか理解したいと思っても、なぜかなかなかできないもどかしさがあります。
人は孤独でありながら、その孤独の深度を多少なりとも埋めつつ、共有する幸せな気持ちを温めて希望に満ちた未来を過ごして今きます。
そして、それはとても切ないけど、それでも人生は続いていくものです。このように恋愛小説、と一言ではいいきれない作品です。
④百瀬、こっちを向いて
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「人間レベル2」の僕は、教室の中でまるで薄暗い電球のような存在だった。野良猫のような目つきの美少女・百瀬陽が、僕の彼女になるまでは―。しかしその裏には、僕にとって残酷すぎる仕掛けがあった。「こんなに苦しい気持ちは、最初から知らなければよかった…!」恋愛の持つ切なさすべてが込められた、みずみずしい恋愛小説集。
ユーモアと叙情性を兼ね備えたラブコメ
毎日がぱっとしなくても、自分をきちんと生きている子の苦しさ、そして切なさや矜持が胸を締め付けられ、小さな幸せに心から本当によかったねって言いたくなる作品です。
人生をうまく生きるより、こんなふうに生きてゆける人になってみたい。
この作品は、「偽装恋人」から恋が始まります。二人の心に徐々に芽生えていく感情。
その移り変わりが愛しいです。独特の叙情的で端正な語り口、ひらがな交じりの文体。それらが穏やかな気持ちにさせてくれる作品です。
さいごに・・・
気に入った作品は見つかりましたか?まだどれか迷っている人がいたならば、一つ一つの作品をじっくり読んでみましょう。読書が久しぶりという方にでも馴染むことができる小説です。