神奈川県川崎市。どんなイメージがありますか?正直、年配の方の中には悪いイメージを持っている方も多いようです。
工業地帯ということもあり、空気が悪い。昔からの遊郭などがあり、治安が悪い。ホームレスが多いなど、とにかく良いイメージを持たない人も。
が、近年の川崎市はそのアクセスの良さから、買い物なんかで利用される方も多く、クリーンなイメージに代わってきたと思います。
実際、駅前から工場は撤退してイメージも変わり、大型の商業施設ができたり、特に地下街は日本でも最大規模らしいです。若い人にとっては、川崎に対して、悪いイメージを持っているのはごく一部となった気がします。
その一方で、昔からの町ということでディープな場所もまだまだ残っているのも事実。
今や大型商業施設などで賑わう川崎ですが、今回は、ディープな街・川崎の飲み屋にスポットを当てて紹介したいと思います。
川崎市の飲み屋はどんなお店が多い?
川崎市の中でも飲み屋が多い場所と言えば、川崎駅前。
この一帯は、昔ながらの場所が残っており、一歩道筋を奥に入ると非常にディープな川崎の飲み屋街が見つかります。この周辺はコリアンタウンとして有名で、非常に特徴的な韓国系のショップが並んでいるんです。まさに、昔ながらの川崎を体感するには、この場所が最適!
飲み屋もかなりディープな感じでして、女の子が付いてくれる店とか、一見すると入って大丈夫か?と心配になる店構えも沢山あります。
中には、本当に立ち入っちゃいけない場所もあるんで注意ですが・・・そういった意味で、かなり上級者向けの店が多いと言えるでしょう。
まさに、ディープタウン・川崎の飲み屋街を体感するなら、ココが一番でしょう。
川崎の飲み屋はココがいい!在住民が教えるおすすめのお店
川崎というと、「飲んべぇの町」て言うのがぴったりくるんですね。
決して綺麗な飲み屋が並んでいるってわけではなく、むしろ立ち飲みだったり、ウマいつまみを出してくれる小汚い店だったり・・・
多くの人がイメージするような、「飲み屋!」という店構えが多いんです。
そして、飲むことが大好きな人にとっては、なんと朝から開いている店が多いってのは嬉しいところ!朝から大っぴらにお酒が飲める場所ってのは、やっぱり少ないですから。
新宿でさえ、昼間は閑散としてますし、朝から開いている飲み屋なんてのもないですからね。川崎が飲んべぇにはたまらない街だってのが分かりますよね。
それだけではなく、嬉しいことに、川崎の飲み屋は全体的にリーズナブル!
大体、2000円もあれば、お腹も一杯!注意しなければ、酔っぱらってしまってフラフラってことにもなりかねません。
やっぱり財布の中身を気にしながら飲むってのは健全じゃないですから、たまには何も気にせずに酔いつぶれたいもんですよね。
川崎の飲み屋は、こんな人にお勧め!
昔ほどはイメージが悪くない川崎ですけど、やっぱり昔ながらのディープな飲み屋街に入り込むと、川崎初心者にはキビしい場所かもしれません。
でも、一歩、勇気を出して踏み入れれば、飲んべぇには、まさにパラダイス。
街柄、大勢で飲み屋に繰り出すってよりも、おひとり様、または仲の良い数人で飲むって人にお勧めですね。ただ、彼女と二人だと、そのディープさに女の子はひいてしまうから注意。
中には、こんな場所に連れてくるなんて非常識!と怒る女の子もいるかも。やっぱり、ディープな川崎の飲み屋街にお似合いは、オジサンや学生の方。
懐にも優しいし、時間が自由な学生にとってはベストな飲み屋街でしょう。他にも、深夜仕事をしている人にとっても、川崎は合っていると思います。
前述したように、朝から空いている飲み屋も多いですから。
まさかの6時開店・島田屋
川崎駅から徒歩2分の場所にあるのが島田屋。外観は川崎駅すぐのビル内1階にあるということで、至って普通。ディープ感はあまりありません。
が、島田屋の特徴は開店が朝6時ってこと!さらに、朝6時からお酒が飲める!
島田屋は、お店のカテゴリーとしては定食屋。ですが、この島田屋は朝6時から飲めるお店として有名なんですね。
定食屋と言っても、閉店は深夜0時。
開店時間だけをみると、なんの店なのか分かりません・・・でも、やはりディープな川崎を知っている方には、このお店は朝から飲めると有名らしく、朝6時から酒盛りしているグループを見るのも珍しくありません。
一応、定食屋ということでメニューは豊富で、どれを頼んでもボリュームも満点。
さらに、ウマいってんだから定食屋としても優秀です。
特にお勧めしたいメニューは、スタミナ炒め。
もちろん、定食として食べてもよし。ビールのつまみとしてもよし。
食欲がそそられて、つい朝からたくさん食べてしまうので注意が必要ですよ。
■おすすめのお店 川崎を一番理解できる?丸大ホール
川崎の飲み屋を代表とするのが、丸大ホール。
このお店を利用すれば、川崎ってどんな場所なのか?ってことも分かるかもしれません。
場所は、川崎駅から徒歩4分。
開店時間は8時半からと、川崎タイム。
外観は、まさに大衆酒場!
暖簾の大衆食堂の字を見て、何も知らないで入店したら、きっとビックリしてしまうでしょう。
朝一で入店しても、酒盛りしているお客さんで賑わっていて、店内で定食なんかを食べていると、ふと今何時だろう?って錯覚してしまいます。
食堂と銘打っているだけに、定食メニューも充実しているわけですが、そのほとんどがお酒のつまみになるようなもの。
そして、どのメニューも激安!
生姜焼き定食 600円。
まぐろブツ定食 600円。
そば定食 550円。
もちろん、お酒のおつまみも。
肉豆腐 450円。
もつ煮込み 350円。
にくじゃが 350円。
もちろん、激安ってだけでなく、量もたっぷり。
2~3種のおつまみに、ビールでお腹いっぱい、十分です。
店内の壁にはところ狭しとメニューが張られていて、何度訪れても飽きないだろうし、毎日通うことができる地元の人がうらやましいですね。
特におすすめのメニューは、モツ煮定食。
なんと550円で、たっぷりのもつ煮込みに、ご飯、漬物にみそ汁が付いています。
これにビールで、お腹いっぱい幸せな気分になること間違いなしです。
■まとめ
今回は、あえてディープな川崎の飲み屋街を紹介してみました。
一歩、裏道に入ると気押されしてしまうような雰囲気の川崎ですが、今は昔と違って治安もよくなり、一人でもだいぶ楽に歩けるようになったようです。
お酒好きには、たくさんの飲み屋があって、歩いているだけでも楽しい気分になってしまうかもしれませんね。たくさんの飲み屋の中でも、まさに川崎を象徴するような島田屋と丸大ホール。
川崎に立ち寄ることがありましたら、どちらか。
いやいや、飲んべぇならハシゴして、川崎の飲み屋を堪能してください。きっと、川崎の知られざる魅力に虜になってしまうでしょう。
まとめ
実は、川崎は近年、その交通の便の良さから、商業施設も賑わっていますし、オジサンの町と言うよりも、若者の街という感じになっています。
お洒落なお店も多いですし、裏に踏み込まなければ川崎がディープな街だってことに知らない人も沢山いるかもしれませんね。
たまには、川崎のディープな部分を体験するためにも、朝飲みに挑戦してみるのも良いかもしれませんよ!