「ミサンガのを作りたいけれど、どうやって作ったらいいかわからない・・」
というアナタのために、この記事ではミサンガの基本的な作り方や種類、編み方、結び方までざざっと紹介します!
糸の色や編み方によって、模様もさまざまなので、ぜひオリジナリティのあるミサンガを作ってみてくださいね。
そして、自分のため、友達のため、そして大切な誰かのために「ミサンガ」を作りたいというその想いを、ぜひ叶えてください。
目次
そもそもミサンガにはどういう意味があるの?
カラフルな刺繍糸を組み合わせて編み込み、模様を作っていく手芸がミサンガ。もともとはポルトガル語で”ビーズ”の意味合いがあります。
1990年代にスポーツ選手が愛用し、一大ブームとなったこのミサンガは、ブラジルではフィタと呼ばれ、ひも状のものを意味します。
2回巻き付け3回結ぶ、その時に1回ずつお願い事をし、「紐が切れた時にそのお願い事が叶う」と言われています。
もちろん、ファッションとしても愛用されていて、カラフルなブレスレットや時計のバンド部分をミサンガに変えた”ミサンガウォッチ”なども、オシャレアイテムとして取り入れられています。
そして、ミサンガには着ける場所や色によって意味があるので、作るまえに確認しておきたいですね!
ミサンガを着ける場所と意味
・利き手・・・・・恋愛 ・反対の手・・・・・勉強
・利き足・・・・・友情 ・反対の足・・・・・金運
ミサンガの紐の色と意味
・白・・・健康・落ち着き
・赤・・・情熱・運動・勇気・恋愛
・オレンジ・・・情熱・勇気・恋愛
・黄・・・金運・学問・知識・明るさ
・緑・・・金運・学問・知識
・青・・・仕事・運動・学問・灰・・・仕事
・黒・・・意思
想いを込めたミサンガを作りましょう
2000年以上もお守りとして使われてきたミサンガは、身に付ける場所やミサンガの色によって意味合いも変わってきますので、知っておくと、より効果的な願掛けが出来そうですね。
それでは早速、好きな色で素敵な模様のミサンガを作っていきましょう。
様々な種類のミサンガが登場しますので、これから作られる作品の参考にしてみて下さいね!
ミサンガの編み始めと編み終わり部分のコツ
ミサンガには色んなタイプの作り方があります。
しかし、どのパターンでも編みだしたら同じパターンなので、作業を繰り返すだけです。
そこで肝心なのは、編み始めと編み終わり!
糸が緩まないようにしっかりと留めておく作業は、ミサンガを綺麗に仕上げるうえで、とても大切です。
まず最初に、動画を使ってしっかり確認しておきましょう。
ミサンガの作り始め
ミサンガの作り終わり
作り始めと作り終わりの三つ編み部分が結び糸となります。
また、アレンジによってはビーズやボタン、リボンなどが付けられることもありますので、丁寧に作業を行いたいですね!
それでは準備ができたところで、具体的なミサンガの作り方を見ていきましょう。
とっても簡単!ねじり編みミサンガの作り方
とっても簡単なねじり編みは、数字の”4”のような形を意識して編んで行けば綺麗に仕上がります。左の糸から編んでいけば左上ねじり結びとなり、右から編んでいけばその逆の方向にねじりが入ります。根気のいる作業ではありますが、初心者さんでもちゃんと出来ますので、まずはTRYしてみて下さいね!
作り方はこちら「ねじり編みのミサンガ~2色使い~の作り方」をご参照ください。
2色で慣れたら、色を増やしたり本数を増やしたりして、楽しんでも良いですね!作業も同じことの繰り返しなので、時間が空いた時にちょっとずつ進めて行ってくださいね!
シンプルな模様が人気!ななめ編みミサンガの作り方
色の組み合わせ次第でどんな顔にもなる斜め編みのミサンガは、ミサンガ作り初心者の方でもすんなり取り組める編み方です。
大きめに作りたい時は糸の本数を増やしてあげると、模様も幅も大きくなりますよ!付ける人の手首の大きさに合わせて、長さも調整してくださいね!
では、具体的な作り方は「斜め編みミサンガの作り方:簡単!ミサンガの作り方」で紹介されていますよ!
動画で確認したい!もうちょっと太めがいい!という方はコレがおすすめ↓
きっちりと編み込んでいくと、編み終わった箇所がよれていきますので、最後にアイロンのスチームをあてて、糸を伸ばしてあげると良いですよ!
慣れるまでは、編んだりほどいたりしますが、コツが掴めてくるとどんどん作業が進みますので無心で集中できます。何も考えずに没頭できる!是非その時間を体験してみて下さい。
簡単な模様を入れてみよう!V字編みミサンガの作り方
落ち着いた模様のV字編みは、年上の方がつけても馴染む、上品なミサンガです。
いちばん人気な編み方ではないでしょうか。
糸の本数や配置次第で、対照的なV字にしたり、色の違うV字にしたりと模様の調整も出来ますので、作り比べをしても楽しいかもしれませんね!
では早速、動画「簡単☆ミサンガの編み方~V字編~」より作り方を確認してみましょう。
V字にするためには糸を半分に分けて、半分まで編んだら同じ作業を逆から行う事できれいなV字が出来上がります。
ではもう一つ、対照的な色づかいでは無いタイプのV字編みを「V字模様カラフルミサンガ ~6色使い~の作り方」を参考に見てみましょう。
色の違う糸をどう配置するかで、出来上がりも違ってきますよ!
V字編みのミサンガは、模様編みの中では簡単な方法ですが、複雑なものを作る前の練習にはちょうどいい編み方です。出来上がりも綺麗なので、ぜひ作ってみて下さいね。
恋愛成就にはコレ、ハートの模様編み♡
ななめ編みやV字編みで、なんとなく模様を入れるコツが掴めたら、いよいよハートの模様を作ってみましょう。
薄めの色で、よく見ると埋め込みのハートが見えるように作ったり、メリハリのある色使いで、ばっちりハートを見せてみたりと作り方も様々!出来上がったミサンガに、ボタンやビーズなど飾りを付けるともっとキュートに仕上がります!
では、ハート柄の模様は「ハート模様のミサンガ~2色使い~の作り方」を参考に見ていきましょう。
ハートのミサンガはほんとうに可愛いですね!
三つ編み紐を結んでもいいのですが、ちょっとしたアレンジでボタン付けをしても女子力がUPします!是非試してみて下さい。
結び糸の三つ編みの所にボタンを縫い付けるだけで出来ちゃいます。
縫い付ける糸は、編み糸と同じにすると統一感も出て素敵です♪
しっかり安定の平結びミサンガ
一往復でワンセットの平結びは編み棒で編んでいるかのような仕上がりで、厚みもあり安定したミサンガにあります。編み方はねじり編みとよく似ていますので、覚えていただくのも早いかもしれません。
平結びは中心の芯糸の本数が多いほど太さが変わってくるという特徴を持っていますので、本数を替えて何本か編んでみると楽しいですよ!
また、ビーズやチェーンなど、飾りを付ける事で、様々な表情を楽しめますので、そんなアレンジ編にもチャレンジしてみて下さいね!
平結びの作り方は「ミサンガ【平結び】の作り方|手芸刺繍材料店のプログです 」から確認してみましょう。
平編みミサンガにも、アレンジを加えることができます。同じ平結び(平編み)の作業にビーズを加える動画を紹介します。ミサンガの上部にビーズが乗っかるようなデザインになりますので少し根気が必要ですが、糸とビーズの組み合わせを楽しんでみて下さい。
また、ビーズを通しやすくするために、動画では”ワックスコード”というロウを塗ってワックス加工してある糸を使っていますが、身近な刺繍糸でも問題なく出来ますよ!少し穴の大きめのビーズを使うと良いですね!
アレンジして作るミサンガ集
さきほどのボタンやビーズもそうですが、ちょっとした飾りを組み合わせる事で、グンとおしゃれに変身できるアレンジアイテムを揃えてみました!
これからの手作りミサンガにチョイ足ししてみてはいかがでしょうか。
ビジューミサンガ
出来上がったミサンガの上にビジューをあしらったものです。ミサンガの両端もチェーンエンドを使うことでよりオシャレになります。価格も一つ100円くらいからありますので、好みのものを組み合わせてみると楽しいですね。
ビジューやチェーンエンドの付け方は「レシピNo.g407 キラキラビジューのミサンガ4種」よりご確認ください。
効果UP?!ストーン入りミサンガ
パワーストーンもお守りとして永く世界中の人たちに愛用されていますが、最近はこのパワーストーンとミサンガを一緒に編み込んだものも登場しています。編み方は先ほど紹介した「平結び」のやり方とほぼ同じ!ストーン以外でもキラキラのビーズでもOK!ミサンガが華やかになりすよ!
このストーンをあしらったミサンガの作り方は
「刺繍糸で簡単!インスタで話題のミサンガブレスの作り方」
の”平編みブレスレットの作り方”以降をご確認いただくと紹介されていますので、是非作ってみて下さい。
ミサンガ・ウォッチ
腕につけるものといったら、ブレスレッド、時計、そしてミサンガ、この様なものが頭に浮かぶと思いますが、これらをまとめたような物が「ミサンガ・ウォッチ」です。
ベルト部分がミサンガになっているので、作り方しだいでどれだけでもアレンジができ、作り方も簡単なので、洋服とのコーディネートも楽しめちゃいます。
では、そのミサンガ・ウォッチの作りかたを、こちら「自分で作れちゃう!ミサンガウォッチをDIYしよ♡」でご確認ください。
文字入りミサンガ
好きなアーティストや言葉、恋人の名前を入れたミサンガも人気ですね♪
文字を入れることでより個性がでてきて、好きなものもアピールできるのでぜひ挑戦してみてください。
図案を作成したり、編み方を工夫したりと、ミサンガのテクニックをすべて盛り込んでいるような難易度です。
文字入りミサンガの編み方は「文字入りミサンガの作り方☆3つの基本を覚えれば意外と簡単!」で紹介されている方法が簡単です。
ミサンガのオシャレな付け方
せっかく手作りしたミサンガは、その人らしさを引き立たせる様な付け方をしたいですね!
これまで紹介したように、様々な種類のあるミサンガですので、ここでは、その特徴にあった付け方を画像と共に見てまいります。オシャレアイテムとして是非参考にしてみて下さい。
シンプルにアンクレットのように
ジーンズにスニーカーなど、さらりと着こなしたい時は、さりげなく足首に巻くのも良いですね!スニーカーから見え隠れする事で、オシャレ感がUPするかもしれません!
重ね付けで存在感をプラス
あえて、ミサンガウォッチでは無く、普通の時計と一緒に複数のミサンガを付け、その存在感をアピールしちゃいましょう!
どのミサンガを付けるか、その組み合わせも楽しいですね!
ビーチでのミサンガはジャラジャラ仕様!
眩しい太陽に負けないくらいの存在感をアピールすると、ビーチファッションもテンションが上がりそう!小麦色の肌には、いくつものミサンガを無造作に付けまくっても全然OKです!
小物アイテムとの重ねづかいがポイント
ちょっと街をぶらぶらしようか、カフェでゆったり過ごそうか、気分もオフの一日には、ゆるファッションも楽しめます。手首や足首だけじゃない!靴下の上や袖の上にさりげなく結んでもオシャレを感じられます。
作ったミサンガの洗い方は?
願掛けで手首や足首に巻いている時は外せませんが、それ以外のミサンガは時々は洗ってあげないと、せっかくの美しい色がくすんでしまいます。ただ、ついでだからといって、洗濯機に放り込んでしまうと編んだ糸がほどけたり、飾りのビジューが取れたりしてしまいます。
そうならないように、手洗いできれいに保ち、永く身に付けられるようお手入れしていきましょう。
一緒にお風呂
手っ取り早い方法です!お風呂の時にボディソープや石鹸で洗うだけでもきれいになります。
ただ、ゴシゴシとこすり過ぎは禁物!洗面器などに入れて軽く押し洗いしましょう。
少量の洗剤で手洗い
少し汚れが目立つときは、洗濯洗剤で軽くもみ洗いしましょう。
この時、洗いをしっかりしてくださいね!糸によっては色落ちも考えられますので、
短時間で洗ってしまいましょう。
洗濯バサミで真っ直ぐ
洗った後は「真っ直ぐ干す」を守りましょう。
ミサンガの端を洗濯ばさみでしっかりと留めておくとシワが入りにくくなりますよ!
ミサンガの使い方は無限大!
ミサンガは、願掛けのアイテムとしてももちろん使いますが、このようにファッションアイテムとしての使い方は、まだまだ可能性が広がり続けているようですね!
身に付けるだけではなく、バッグやスマホの飾りだったり、髪ゴムとしても使われているミサンガは、少しずつその用途や意味合いにも変化が見えてきているようです。
上手にオリジナルミサンガが完成したら、ぜひ自分なりの楽しみ方を見つけて見ましょう♪
願いを込めてミサンガを一編み
色々なミサンガの世界、いかがでしたでしょうか。
手作りのミサンガだからこそ、願掛けするその思いもより一層強くなるかもしれませんね。
オシャレにも活用できるミサンガ、沢山作って楽しんでみて下さいね。