セリアやダイソーでデコパージュ専用糊を売り出したことで、爆発的に人気急上昇したデコパージュ。とはいえ何だか難しそうだし他にもお金がかかるのでは?と思っていませんか?実際は専用糊さえあれば出来ちゃうかなり手軽なDIYなんです!!ただの白い石鹸も、素敵なデザインに早変わり。石鹸やキャンドル、上履きだけでなく、バッグや時計、そして家具にも!素敵なペーパーナフキンに出会ったら是非トライしてみませんか?
目次
デコパージュってそもそも何?
デコパージュはフランス語で「切り抜く」という意味だそうです。
でもそのスタートはイタリア。
17世紀に家具職人が日本の漆工芸を真似て作ったのがはじまりなんですって!
ちょっとびっくりしました。
好きな絵を切り抜いて専用の糊で貼ることで、オリジナルデザインにカスタマイズすることができます。
石鹸やキャンドルはよく見かけますが、靴やバッグ、家具など、何でも出来ちゃうんですよ!!!
その可能性は無限大∞なんです!
このスツールもデコパージュ作品です!
必要は物は?
1. デコパージュ専用糊
まずは専用糊が必要です。
専用糊はケマージュという物が有名のようですが、アマゾンで1700円(237ml)くらいしています。
100均のセリアとダイソーで売っているデコパージュ専用糊は、20~30mlと量は少ないですが、とりあえずお試しには十分です。
ちなみに私はセリアのデコパージュ糊を使って、石鹸11個と15センチ程度の小さなトレーをデコパージュしましたが、まだ半分程度余っています!
専用糊はボンドによく似ていますので、ボンドでもできるんじゃない?という気がしますね。
専用糊には「艶出し」と「コーティング」の作用もあるそうなので、きれいに仕上げるにはやはり専用糊を使うのがいいと言う人と、木工用ボンドで全然大丈夫!と言う人がいて、意見が分かれるところのようです。
http://ameblo.jp/blacktan-cream/entry-11086564522.html
2. 平筆
専用筆も売っているようですが、絵筆で全然OK。
私も娘の絵の具箱のために100均で買った筆セットの筆を使いましたが、問題なくできました。
3. ペーパーナフキン
デコパージュに使う絵柄は普通の紙でも良いのですが、薄い紙の方がきれいに出来るので、ペーパーナフキンを使うのが一番便利です。
ペーパーナフキンは薄い紙が数枚重なっているので、絵柄が付いている一番上の紙だけ剥がして使います。
どうやってやるの?
私が初めて石鹸のデコパージュをした時の写真を使って説明します。
1. 絵柄を切り抜く
まず、ペーパーナフキンの重なっている紙をはがし、絵が描いてある1枚だけにします。
hurryuptidyup.blog.jp
デコパージュする物に合わせてカットします。
2. 専用糊を塗る
石鹸に専用糊を塗ります。
私はこの時、セリアの物を使いました。
平筆じゃなくて丸筆を使っていますね!
3. 絵を貼る
気泡が入らないよう、気をつけながら貼りましょう!
私は気泡だらけになってしまいました・・・。
4. 絵の上から専用糊を塗る
ペーパーナフキンは薄いので、あまり力を入れすぎると動いたり、破れたりしてしまいますが、適度に力を入れながら塗ると、気泡を押し出すことができますよ!
コツは「真ん中から外へ」向けて筆を動かすことです。
5. 乾燥して完成!
初めて作りましたが、なかなかかわいく作ることができました!
ラッピングに凝れば、ちょっとしたギフトになりそうですよね。
気泡が入らないようにきれいに仕上げるには、練習が必要かな、と思いました。
でも要は「糊で貼る!」だけなので、子どもでも簡単にデコパージュすることができちゃいます。
水濡れが心配な物には
デコパージュ専用糊にはコーティング作用もあるので、基本的には防水効果もありますが、更に強化したい場合には、上から防水材を塗ると完璧なようですよ。
作り方が紹介されているサイト
http://slimekingdom.hatenablog.com/entry/2015/03/12/143512
下のリンクでは、普通のコピー用紙でデコパージュをする方法が説明されています。
コピー用紙をペーパーナフキンのように薄く柔らかくするため、下処理が必要なようです。
http://slimekingdom.hatenablog.com/entry/2015/03/13/080000
剥がしたくなったら
失敗しちゃった!
もう飽きた!
やっぱりこっちの柄が良かった!
などなど、貼ってはみたものの後から剥がしたくなることもあるでしょう。
そんな時も心配いりません。
まずは爪でカリカリしてみましょう。
プラスチックや石鹸などは、これでぺりっと剥がれる場合もあるようです。
それではうまくいかない場合は、家にあるアレを使ってキレイに剥がすことができます。
消毒用エタノールです。
これをまんべんなくデコパージュをした面にふりかけ、キッチンペーパーやスポンジなどでこすり落とします。
一度では難しいかもしれませんが、何度か繰り返すときれいに剥がすことができるそうです。
ただし、布製品にはエタノールは使えません。
布製品からデコパージュを剥がしたい場合は、まず洗剤を溶かした水に浸けおき、たわしでひたすら擦るしかないようです。
濃い色の場合は布地に色移りしている場合が多いので、再利用は難しいかもしれません。
というわけで、布製品、木製品などの場合は、デザインをよく吟味してからデコパージュするようにしましょうね。
素敵なアイディア集
せっけん
定番です。
でも間違いなくかわいいですね。
軽くやすりをかけてから貼ると、より定着しやすく、きれいに仕上がるそうですよ。
こんな風に、ビーズやラメを上から追加すると、とってもかわいいですね。
デコパージュは糊を使うので、最後にトップコーティングをする際、上からちょいっとビーズなどを追加することが簡単にできちゃいます。
しかも、石鹸は反対側からなくなっていくので、最後までデコパージュした側は板状になって残るようです。
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キャンドル
こんな風に、部分的に貼ってもかわいいですね。
ラメを追加するとゴージャスになります。
ティーライトキャンドルの上面からデコパージュをしています。
素敵なアイディアですね!
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キャンドルホルダーにも
4つのキャンドルホルダーで1枚の絵になっていますね。
おしゃれなアイディアです。
カラフルな紙を貼っています。
キャンドルの光でステンドガラスのような美しい雰囲気を醸し出しています。
とっても素敵!
沢山作って並べたらかわいいかも。
うわばき
最近、特に幼稚園の上履きにデコパージュをするのがブームになっているようですね!
お子さんの好きなキャラクターや柄を選んで自分だけの上履きが作れるなんて、羨ましいです。
私が小さい頃にはそんなの無かったなぁ。
イニシャルも素敵!
ちょっと大人っぽくて、背伸びをしたいお年頃女子にぴったりかな。
男の子でも抵抗なく履けそうです。
大人も欲しくなっちゃう・・・。
スニーカーにも
うわばきだけじゃなく、靴にだって出来ちゃうんですね。
オリジナルスニーカーなら大人でも挑戦できそう!
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ハイヒールにも?!
こんなのもアリですか?
奇抜だけど、人目を引きたい人には最高です!
キャンバスに
これは絵を描くキャンバスにデコパージュした作品だそうです。
壁にかければ、ファブリックボードのような壁面アートの出来上がりです。
布を使うより手軽に、そして安価にできるかもしれませんね。
ファブリックパネルも
こんなマリメッコ柄も、布を使うより断然お得にファブリックパネルができちゃうんですよ。
こりゃ、絶対まねする価値ありです。
コースターに
100均でたくさんコルクコースターを買ってきて、自分の好きな柄を色々作って、気分に合わせて使うのも楽しそうです。
バッグ
シンプルなエコバッグも、デコパージュをすることで、マイオンリーバッグ!になりますね。
どちらも素敵なデザインです。
エコバッグだけでなく、ランチバッグなどにも良いかも。
作ってみたくなりますね。
イス
なんとまぁ、イスにだってデコパージュできちゃうんですよ!
机に合わせてイスをリメイク!も簡単にできますね。
ただ曲線も多いので、しわが寄らないよう上手に貼るのは少しテクニックが必要な気がします。
こちらもイスです。
子ども部屋でしょうか。
世界地図をイスの背と座面に貼っています。
地図の水色とイスの白のコントラストが爽やかでとても素敵です。
どこのお店でも手に入らない、世界に1つだけのイス!
お子さんも喜んでくれること間違いなしです。
タンス
裁縫道具入れの小タンスのようですね。
中に入っている物の絵柄をデコパージュしています。
雰囲気もとても合っていて、素敵な家具になっちゃいました。
部屋の雰囲気やベッドリネンとも合っていて、統一感があり、素敵なベッドサイドラックに仕上がっています。
こんな風に斜めに絵柄を入れようと思いつくインテリアセンスに脱帽しました。
これも地図をタンスの引き出し部分にデコパージュしています。
白い家具と地図はよく合いますね。
世界に旅するような、わくわくした気分になります。
おしゃれなチェストの引き出し部分を、草花のデザインでデコパージュしています。
鏡に映りこんだ観葉植物からも、この部屋の雰囲気に合っていることが伺えます。
これ1つでインテリアが大きく変わる出来栄えだと思います。
痛んだテーブルもご覧の通り
かなり年季の入ったローテーブルですが、デコパージュで見違えるようにリメイクされています。
天板部分はユニークな絵柄のデコパージュ、それ以外の部分はゴールドのスプレーペイントで着色しています。
スプレーをする前に、一旦白くペイントしているので、発色も良く、きれいなゴールドカラーを実現できていますね。
全く違った顔のテーブルになりました。
こうやって、代々受け継いだ家具を、形を変えて使い続けて行くのも味があって良いですね。
鮮やかなグリーンのテーブルにグリーンを基本とした絵柄をデコパージュしています。
壁のターコイズブルーともよく合っています。
元は普通のテーブルだったんでしょうかね。
思い切ったリメイクも全体のバランスを考えてすれば、案外しっくり落ち着いて見えるものですよね。
小物入れ
宝箱のような木箱です。
セリアのコレクションボックスなどを使ってもリメイクできそうですね。
白でペイントした上からデコパージュをしています。
アンティーク加工がよく似合っていてビンテージボックスのように見えますね。
自分の部屋で大事な物をしまうのにぴったりです。
時計
もともと文字盤が木の時計なのでしょうか。
素敵な時計になりました。
お部屋の雰囲気に合わせて、時計も着替えられるとは思いつきませんでした。
子ども部屋にかわいい時計です。
時間の文字の代わりに、カラフルなボタンを使っています。
時計自体、手作りなのかもしれませんね。
イースターエッグ
これ、結構欧米諸国ではデコパージュの定番なのかもしれません。
手で絵を描くのは大変だし、上手にはできないものです。
シールを貼るのはつまらないし、デコパージュは丁度いいですね。
部屋のデコレーションアイテムとしても使えそうです。
ハロウィンパンプキン
ハロウィーンのかぼちゃもデコパージュで飾れちゃうんですね!
古い羊皮紙のような雰囲気の紙で、オレンジのかぼちゃそのままよりずっと大人っぽい雰囲気になっています。
パーティプレートにも
真っ白もかわいいけど、こんな楽しい柄だと、みんなウキウキしてパーティも盛り上がりますね。
カッティングボード
ダメージ加工とあわせて、素敵なデコアイテムになりました!
こんな風に作れたらよいですね。
お皿
これ、ガラスプレートなんだそうですよ。
食器対応のデコパージュ専用糊もあるそうですが、元が透明ガラスプレートなら、裏から貼ればOKですよね。
新しく生まれ変わった食器で気分も一新です。
ペンタイプのデコパージュ専用糊も!
呉竹では、筆もパレットもいらないペンタイプの専用糊を販売しています。
かなりお手軽にデコパージュが楽しめますね。
まずは小物からチャレンジ!
好きな絵柄のペーパーナフキンを見つけたら、ぜひデコパージュを試してみましょう!
石鹸やキャンドルなど、失敗してもこわくない(?)物からチャレンジしてみたら良いと思います。
まずは100均でデコパージュ専用糊を入手してみましょう。
あなたのアイディアが形になります。
お金で買うことのできない、素敵な一品を是非作ってみましょう。