初心者の方向けにフジロックについての説明、服装、持ち物、宿泊、駐車場、フェスの様子をご紹介していきます。 音楽の他にも、大自然、フェスごはんなどの楽しみ、そして夜のフジロックも幻想的でとても楽しめるんですよ。
フジロックとは
フジロックは、山林に囲まれた大自然の中で開催される、日本最大規模の野外音楽イベントです。
新潟県湯沢町の、苗場スキー場で開催されます。
とても広い会場に、国内外のミュージシャンが200組以上出演する音楽フェスです。
会場でチケットをリストバンドと交換するので、みんなリストバンドをつけているんです。
大自然の中で見るライブ、素晴らしいですね！
ステージがいくつもあり、大小複数のステージで同時進行で演奏が行われるので、全てのミュージシャンの演奏をきくことはできません。
見たいミュージシャンをしぼって、ステージを歩いてまわる感じです。
ちなみに、演奏ステージの数は、フェスの回を重ねるごとに増え続けています。
フジロックでは、森林浴やキャンプなどのアウトドアを満喫することができるので、ライブを見るためというよりは、フェスそのものを楽しみに来る方もいるんです。
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フジロックには、環境に配慮する姿勢や、社会のことを考えてみたりするきっかけがちりばめられています。
また、世界一クリーンなフェスともいわれ、参加者がゴミの分別や、ポイ捨てをしないことなどに協力的です。
全体的に和やかな雰囲気で、リピーターの多い人気フェスです。
会場が大自然の中にあるため、宿泊費、移動費などがそれなりにかかることもあって、他のフェスと比べると若い世代が少ないです。
フジロックは、「自分のことは自分で」、「助け合い・譲り合い」「自然を敬う」、そして音楽と自然を楽しみ、出演者、来場者、スタッフの全員でつくり上げるフェスです。
大自然の中で音楽を楽しむことができ、治安がよく、参加者の態度もよく、居心地のいいフェスなのですが、分煙されていないことが問題として挙げられます。
どんな服装をしたらいいのか
フジロックにどんな服を着ていけばよいかですが、大自然の中で行われるフェスなので、ハイキングのようなものだと思うとよいでしょう。
夏フェスと言えば、突然雨が降ったり雷が鳴ったりは当たり前ですが、フジロックは山奥で開催されるので、より過酷な状況にさらされます。
ステージごとに距離があり、全体としてかなり歩くので、ピンヒールなどをはいて行くと、痛い目にあいます。
日焼け、虫さされも考慮すべきです。
派手な柄のレギンスをはくのも、可愛いのでおすすめですよ。
急に雨が降ったら、泥がついたら、そういったリスクを考慮して、洋服や靴を選びましょう。
女性は、山ガール系の服装はフジロックにはぴったりですね。
靴は、ブーツをはいている方が多く、おすすめです。
ぬかるんだ道でも大丈夫な上に、とても可愛いデザインのもものありますよ。
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野鳥の会のブーツ。
フジロック参加者にも人気のアイテムです。
赤や黒などの色もあります。
スニーカーで行って、雨で濡れとんでもない目にあった、という声もあります。
一番理想的なのは、ある程度の長さのある防水の長靴です。
男性は半袖に短パン、という格好の方も多く、ビーチサンダルなどの歩きにくい靴をはかなければ、普段通りで大丈夫でしょう。
フジロックの時に新潟に雨雲が長期間停滞し、記録的な大雨が降ったこともありますので、そういった最悪の状況に備えておけば、不自由な思いをせずに楽しめます。
もちろん、可愛いワンピースやミニスカート、サンダル、ショートパンツ、凝ったおしゃれな服で行く方も普通にいます。
天候などの条件が良ければ、そういった服装でも不自由しないかもしれませんね。
どちらをとるかはあなた次第ではありますが、とりあえず過酷だと言われていることを知っておき、開催場所からして登山に行くつもりでいるとよいでしょう。
もし汚したくないようなおしゃれな服を着ていくとしても、丈夫なレインコートを持っていれば汚さずに済みそうではあります。
何にしろ、動きやすさを重視するとよいです。
画像に写っている方々の服装も、参考にしてみてください。
持っているといいもの
■お金：会場付近にはATMがないので、ご注意ください。
■レインコート：登山用のものだと安心です。
■タオル：汗をかいたり雨がふったりした時に使います。首に巻けるマフラータオルがおすすめですが、普通のタオルをヘアゴムなどで縛っても可愛いです。
■上着：夜になると冷え込みます。雨に濡れると、もっと寒いです。
■ジップロック：カメラや携帯などを、雨に濡れないようにすることができます。
■帽子：日射病や日焼けの防止に。
■汗ふきシートやウェットティッシュ：野外なので、持っていると何かと役に立ちます。
■レジャーシート：疲れた時に座ることができますが、ゴミ袋で代用することもできます。
■日焼け止め
■カイロ：夜に気温が下がったり、雨に濡れたりして思いがけず冷えてしまった時に便利です。
■懐中電灯：夜は場所によってはとても暗くなるので、あるとよいでしょう。スマホで代用もできますね。
■携帯用スマホバッテリー：会場にも電波は入る、との声があります。
■折りたたみ椅子：椅子にすわってライブを楽しめるようなステージもありますし、疲れた時に便利です。
■メイク落とし：女性は持っていると便利そうです。
■テントにつける鍵：キャンプサイトでテントを張る場合は、用意しておきましょう。
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ヘノリックスチェアは、500mlのペットボトルほどの大きさに折り畳むことができる椅子で、フジロックの参加者にも人気があります。
『あると便利屋ないと困る屋』
場外エリアにある、即席コンビニエンスストアです。
歯ブラシ、シャンプー、FOMA用携帯充電器、リポビタンD、レインコートなどを販売しています。
忘れ物をしたときに活用できます。
宿泊
キャンプサイト
フジロックには、キャンプサイトという、キャンプをする場所があります。
スキー場なので、傾斜があります。
購入したキャンプサイト券のエリアにテントを張って、キャンプをすることができます。
一番会場に近く、利用者が多い通常のキャンプサイト、オフィシャルツアーバス利用者専用のキャンプサイト「PYRAMID GARDEN」、4泊オートキャンプ専用の施設オートキャンプ施設「MOON CARAVAN」があります。
それぞれ券が違うものです。
開場に近いキャンプサイトは、斜面になっていることと、夜のステージの音が聞こえるという声もあり、気になる方もいるようです。
また、開場から遠いキャンプサイトは、静かな反面、坂がきついという声もあります。
それぞれにメリットとデメリットがありますね。
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キャンプサイトには女性専用エリアがあり、比較的空いている、との声もありますよ。
「キャンプよろず相談所」があるので、困ったら相談をすることができます。
お風呂は、キャンプサイト利用者専用のシャワー（冷水のみ）を設置しているほかに、苗場温泉（有料）が利用できます。
苗場温泉は、汚い、との声もあります。
温泉なのですが、会場の近くの歩いていけるところはどこもとても混雑しています。
キャンプサイトのシャワーも同様です。
お風呂などは国道沿いの民宿や旅館が有料で貸し出しており、24時間やっている所もありますので、そこを使うのもいいですね。
温泉は宿泊しなくても利用することができるので、人気のアーティストのライブが終わると混みます。
また、宅急便で、かさばる荷物は会場まで事前に発送しておくことができるので、車を使わないでフェスに来て何泊かする方には、とても便利なサービスですね。
炊事については、バーベキューエリア以外ではできないことになっています。
また、自分のテントに付ける鍵は、前もって用意しておくようにしましょう。
苗場プリンスホテル
会場から一番近く、唯一徒歩で行くことができるホテルです。
車を停めるには、別途駐車券が必要となります。
苗場プリンスホテルの基本情報
住所：新潟県南魚沼郡湯沢町三国２０２
電話番号：025-789-2211
定員：3名1室（2ベット＋1ソファーベット） 4名1室（2ベット＋2ソファーベット）
料金：12,000円～
朝食：宿泊施設内にて
http://www.princehotels.co.jp/naeba/
他にもいくつかの宿泊施設がありますが、会場から歩いて行けるるのは、このホテルを含めた2つです。
駐車場
駐車場は、会場から徒歩で行くことができる「場内」、「白樺」、「浅貝」 駐車場、会場までのシャトルバスが出ている「田代」、「みつまた」駐車場があります。
会場までのシャトルバスが出ている「田代」、「みつまた」駐車場については、キャンプサイトでキャンプをする方は、会場までテントなどの道具を持っていかなければならないことになるので、大変そうではあります。
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駐車場を利用するには、前もって、2名以上の入場券と一緒に駐車券を購入します。
駐車券のみの販売はしておらず、後から購入することができないのでご注意ください。
購入時期が早いほど会場に近い駐車場を利用することができ、
1日1台3,000円です。
これらはフジロックのオフィシャルの駐車場ですが、近隣の駐車場を使うという手もあります。
会場まで歩いて行くことができる、民間の駐車場もあります。
当然競争率は高く、予約が必要なところも当日受付の駐車場もありますが、前もって予約しておいた方が安心ではありますね。
フェスごはん
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フジロックは、音楽以外にはフェスごはんが一番の楽しみ、と言われるほど、フードエリアが充実しているんです。
フードエリアがいくつもあり、さまざまなお料理が楽しむことができますよ。
どのくらいお金がかかるの？
東京在住の男性がキャンプサイトで一泊して帰るという想定で、交通費、チケットを含め、楽しく飲み食いしてグッズを買って5万円程度、という声もあります。
上記では1日参加ですが、フェスへの参加日数、交通費にもよりますし、あとは飲食、グッズにどれだけのお金を使うかですね。
夜のフジロック
フジロックには、夜しかあいていない大人の遊び場、パレスオブワンダーエリアがあります。
未来のビッグアーティストたちがステージを披露したり、ルーレットやブラックジャックなどを楽しむ場所もあります。
昼とは一変、まさに大人な雰囲気です。
「クリスタルパレス」の中にある、アイルランド産黒ビールのみを扱うワンランク上のバー「BLACK VELVET」で、音楽とお酒を楽しむこともできますよ。
3日間毎日明け方まで開いている、レッドマーキーのステージというものもあり、深夜まで盛り上がりをみせています。
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フジロックの夜には、美しい装飾がそこかしこにあり、幻想的な雰囲気を味わうことができます。
昼とはまた違った楽しみがあるので、夜も早くから寝ていられないですね。
大自然と美しい光の中、散歩をしてみても楽しめそうです。
昼にはただの飾りだったものが、夜になると光り輝いているところを見つけることができるでしょう。
フジロック2016の基本情報
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今回で、フジロックは20回目を迎えます。
チケットの発売スケジュール
1次先行販売（限定数）：2月20日(土)～4月8日（金）
2次先行販売（限定数）：4月9日(土)～6月3日（金）
一般発売 6月4日（土）～
先ほどご紹介した駐車場、キャンプサイトなどを含め、チケットにもさまざまな種類がありますので、詳しくはホームページをご覧ください。
http://www.fujirockfestival.com/
まとめ
初心者向けに、フジロック2016に行くにあたっての情報をまとめましたが、いかがでしたか？
アウトドアとライブを同時に楽しむことができ、自然と音楽、夜は光が融合した、とても素敵なフェスですね。
キャンプや森林浴、夜の幻想的なライトアップなど、わくわくするような非日常感を味わえることでしょう。
好きなアーティストのライブ、自然の中を歩く楽しみ、おいしいフェスごはんやお酒など、フジロック2016を思う存分楽しんできてくださいね。
