もう、どうしても立ち直れない!そんな時に見たい元気になれる映画をご紹介します。画面の中に引き込まれて、思わず笑いたくなってしまう楽しい映画、自分の悩みが小さく見えてくるかも知れませんよ!
アバウトボーイ
人生なんて、お金と時間さえあれば1人でも楽しく暮らしていける。そう思っていた主人公が、1人の少年との出会いによって、人との繋がりが大切だと気づくお話。見ているだけで元気になれる映画です。説教臭くなく、さらりとしたコメディタッチで描くイギリス映画、原作はニック・ホーンビィの小説となっています。
主人公のウィルは、36歳の独身男性、親からの父親の残してくれた印税で生活していけるので、働いた経験がありません。そんな彼の前に、学校で苛めにあっているマーカスが現れます。いつもなら、人に興味がないウィルですが、目の前で苛められているマーカスをなんとかして上げたいという衝動にかられ、その事をきっかけにウィルの心が変化し始めます。実際の台詞と思っている事が違うウィルの心の声と、マーカスの本音の声がなんとも可笑しい映画です。
キツツキと雨
自分の作品に自信が持てない監督と、何事にも一途で純粋な木こりとの出会いの話。監督を小栗旬、木こりを役所光司が自然な雰囲気で演技、思わずプッと笑いたくなってしまう元気になれる映画です。
木こりとして真面目に働いている克彦、妻とは死に別れ、息子ともそりが合わない生活を送っている。そんな彼の元に、新人監督率いるゾンビ映画の撮影隊が現れ、エキストラとして参加するハメとなる克彦。始めはしぶしぶ動いていたが、次第にいきいきと映画の作る楽しみを知ることとなった。そんな克彦と、自信のない新人監督との面白くおかしい交流、バカバカしくも心温まる映画です。
川の底からこんにちは
どうしようもない生活から、這い上がる主人公をみていると、思わず元気になれる映画。
現在、女優として引っ張りだこの満島ひかりの代表作、監督の石井裕也とはこの映画きっかけに結婚しました。
OL5年目となる佐和子は、上司からはいいように使われ、恋人の健一がバツイチで子供がいる真実を告げられる。それでも、仕方ないと妥協だらけの生活を送っていた佐和子が、父親の入院によって、家業のしじみ工業を継がされることから変化が始まる。
健一が、佐和子の友達と浮気し姿消したことを知ると、佐和子が開き直った!「自分は大した人間じゃない、だったら頑張るしかない」と前向きに走り出していく映画、独特の雰囲気の映画観に、どんどん引き込まれていきます。
ブリジット・ジョーンズの日記
世界各国で有名になった小説「ブリジット・ジョーンズの日記」を映画化した作品。独身OLが32才になった時、若い時みたいに扱われなくなってくる事実を赤裸々に、日記風に描いたブリジット・ジョーンズの本音は、元気になれる映画そのものです。
出版社に勤めるブリジット・ジョーンズは、32才にして、タバコと酒を控え、体重を減らし恋人を見つける事を目標にかかげた。しかし、実際には上司との恋愛は成立せず。そんな時、幼馴染の弁護士から愛の告白をうけるブリジット・ジョーンズ。どんな場面でも前向きで、強かな行動は時に笑い、時に感動を呼び起こす物語、女性に見てもらいたい映画です。
ラマになった王様
ディズニーの長編アニメ、ディズニーでは少し異質とも思えるアニメだが、切れのいいセリフとギャクが満載となっている作品。クスクスと笑え、もちろん元気になれる映画となっています。
ワガママな王様クスコが、毒を飲まされてラマになってしまう物語。王様に住んでいる土地を没収されることとなっているパチャとの交流しながら、クスコは思いやりや愛情を学んでいく。クスコとパチャの掛け合いが絶妙に面白い。さらにクスコを殺そうとしているイズマとクロンクの個性溢れるキャラクターは必見です。
魔女の宅急便
角野栄子による児童書を元にした作品、宮崎駿監督によって、アニメ化されました。魔女の主人公キキが、魔女のしきたりに従い、13歳の春に親元を離れ、魔女の住んでいない土地で、生活を始めていく物語。魔力がなくなったり、風邪を引いたりと、心細くトラブルが続くが、一つ一つ乗り越えて成長していくキキ。見ているとこちらまで、元気になれる映画です。
天使にラブ・ソングを…
独特な個性を持つ女優、ウーピー・ゴールドバーグが見事に好演した作品。彼女の持つなんとも言えない滑稽さと、ヒョウヒョウとした面白さがあいまって、目が離せません。知らないうちに、元気になれる映画です。
修道院とは、縁遠いクラブ歌手が、殺人事件を目撃したことから、姿を隠すために修道院へと送られ、尼として過ごす事から物語は始まります。当初、尼として自覚も何もなかった彼女が、あまりにも下手くそな聖歌隊を指導し、歌がうまくなると同時に、尼達にも積極性と活気が蘇ってくる映画です。ストーリーの面白さと、徐々に上手くなっていく力強い聖歌隊の歌に、力強い元気がもらえます。
ギャラクシー・クエスト
スタートレックへのオマージュ作品。真剣に見ていると、パロディとギャグ満載の作品に思わず笑いがこぼれてきます。考えられない空想の中に、ブラックユーモアーもあいまって強烈なインパクトになっている作品、見ているだけでも元気になれる映画です。
テレビ人気シリーズであるギャラクシー・クエスト。圧倒的なファンを誇る人気番組なのだが、出演者の本音は軽やかではなかった。大の大人が宇宙人、船長、乗務員となり宇宙人と戦う内容のシリーズに飽き飽きしていたのだ。そんな時、考えられない事が起きる。本物の宇宙人が、そのシリーズを本当に起きている事と勘違いし、ギャラクシー・クエスト達に助けを求めてきたのだ。出演者達は、本物の宇宙人に連れ去られ、本物の宇宙人と戦う羽目になってしまう、なんとも考えられないストーリー。テレビの出演者達を、本物の戦士と崇めている宇宙人に影響を受け、ちゃらんぽらんな出演者達が、本気で宇宙人と戦うという、破天荒な映画。日常がちっぽけな物に思えてくるかも?