サスペンス映画の金字塔ともいえる傑作を集め、衝撃のラストに行きつくまでの道程を詳しく検証します!どうしてもラストが気になって夜も眠れない!と思ったら、迷わずぜひすぐご鑑賞ください。でも、観たらますます眠れなくなるかも…?予想もつかないどんでん返しが待っています。《衝撃度》は自己判定であくまでも目安です。どれも本当におすすめの映画です。
目次
- 【1】オールド・ボーイ(2003)OLDBOY
- 【2】メメント(2000)Memento
- 【3】セブン(1995)Seven
- 【4】L.A.コンフィデンシャル(1997)L.A.Confidential
- 【5】ミザリー(1990)Misery
- 【6】インセプション(2010)Inception
- 【7】鳥(1963)The Birds
- 【8】インファナル・アフェア(2002)無間道
- 【9】羊たちの沈黙(1991)The Silence of Lambs
- 【10】ユージュアル・サスペクツ(1995)The Usual Suspects
- 【11】シックス・センス(1999)The Sixth Sense
- 【12】ジェイコブス・ラダー(1990)Jacob’s Ladder
- 休日はサスペンス映画でハラハラドキドキしませんか?
【1】オールド・ボーイ(2003)OLDBOY
韓国のパク・チャヌク監督による“復讐三部作”の第二作目にあたり、原作は日本の漫画『ルーズ戦記 オールドボーイ』です。2013年にはアメリカで『Oldboy』として、スパイク・リー監督によりリメイクされています。
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《衝撃度》120% あまりにも韓国らしいシビアで激情的な復讐劇に、頭カチ割られた気分!
【どんでん返しキーワード】
①誘拐・監禁
突然の誘拐と15年間の監禁が大きなポイントです。
②身に覚えのない恨み
主人公オ・デスは突然解放され、なぜ監禁されたか自ら調べます。
③いわれない噂の真相
オ・デスを監禁した犯人の理由に、主人公と共に驚愕します!
そして、衝撃のラスト…元々韓国の映画やドラマは「復讐」をテーマにしたものが多いですが、この作品はその極み!被害者も加害者も、ここまで徹底的にやるか!?という衝撃は韓国ならではかもしれません。
【2】メメント(2000)Memento
クリストファー・ノーラン監督の長編映画第二作目にして出世作で、時系列を逆向きにし、終わりから始まっているという革新的な構成のサスペンス映画です。『L.A.コンフィデンシャル』のガイ・ピアースが主役を演じています。
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《衝撃度》80% じわじわと襲ってくる衝撃は、記憶がぶっ飛ぶ感覚!
【どんでん返しキーワード】
①短期記憶障害
主人公レナードは妻が殺される現場を目撃した際、突き飛ばされた外傷で前向性健忘に陥ります。
②体に刺青
10分しか保てない記憶を消されたり失くしたりしないよう、自分の体に手がかりを彫っていきます。
③ポラロイド写真にメモ
出会った人物や行った場所はポラロイドカメラで撮影しメモを書きます。レナードが笑顔で写る写真がターニングポイントです。
レナードの罪とレナードの妻の死の真相、これがこの映画最大のどんでん返しポイントです。人間の記憶とはいかに曖昧で、人間の脳の働きとはいかにミステリーか!“復讐こそ生きがい”そして“忘却とは救い”という考え方も重要なキーワードです。断絶された記憶の中に繰り返し起こされる行動とは何か―何よりの衝撃は、ラストになってようやく“始まり”に気付くこと!
【3】セブン(1995)Seven
2014年公開の『ゴーン・ガール』も話題となったデヴィッド・フィンチャー監督によるサイコ・サスペンスで、主役を演じたブラッド・ピットは、この作品で役の幅を広げ、演技も高評価を得ています。
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《衝撃度》150% ラストのドーン!と突き放された感覚が、恐怖と絶望に変わった瞬間にエンディングで呆然…。
【どんでん返しキーワード】
①七つの大罪
キリスト教カトリックの教え“七つの死に至る罪”になぞらえて次々起こる殺人事件を捜査する二人の刑事サマセットとミルズは、この事件に否応なく巻き込まれていきます。
②ホラー的手法
映像のシャープさと度々耳につくノイズ―そしてあまりに残忍な手口の連続殺人が次々起こります。サスペンスとして謎を追いかけながらもホラーとして視聴覚に訴えかけてくるため、ラストへ向かって緊張感MAXになります!
③ジョン・ドウ
連続殺人犯の名“ジョン・ドウ”John Doeとは、法律用語で訴訟や取引で本名が不明か匿名にしたい時に用いる仮の名です。もう一つの意味は“平均的な普通の人”―これを考えると「ジョン・ドウは普通の人に隠れてどこにでもいるぞ」と脅されているようです。また、オープニングには殺人事件の犯人の俳優名は出てこず、エンディングでは一番最初にクレジットされています。
絶望的ラストに驚愕して終わり、後々“罪”という意味・意識について相当考えさせられることになる作品です。
【4】L.A.コンフィデンシャル(1997)L.A.Confidential
1990年に発行されたジェイムズ・エルロイの“L.A.四部作”の第三部を映画化したもので、1950年代のロス市警の内部腐敗を描いています。この作品は主演のラッセル・クロウ、ガイ・ピアースの出世作となりました。
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《衝撃度》90% 信じていた“正義”にラストであんな形であっさり裏切られるとは…!
【どんでん返しキーワード】
①三人の刑事と一人の娼婦
タイプの全く違う三人の刑事がぶつかり合いながらストーリーは進みます。そしてキム・ベイシンガー演じるヴェロニカ・レイク似の高級娼婦リンがキーパーソンとなります。
②ロス市警の腐敗
暴力での自供、賄賂、正当防衛の偽装など、犯人逮捕のためなら何でも許されていた時代―本当の正義を見失いがちになる…そこがキーポイントです。
③ロロ・トマシ
ガイ・ピアース演じるエドが殉職した父親を殺した犯人に付けた名前で、“ロロ・トマシ”とは世にはびこる悪を象徴するものなのでしょうか?
三人の刑事が各々の“正義”を掲げて、一つの事件を追っていく中に、それぞれが自分にとっての“本当の正義”を見出していく―それがラストで観客を裏切ることに!エドの最後の選択に驚愕します。
【5】ミザリー(1990)Misery
『スタンド・バイ・ミー』のロブ・ライナー監督によるサスペンス・ホラーで、原作はスティーヴン・キングの『ミザリー』です。主演のキャシー・ベイツがその怪演でアカデミー主演女優賞に輝きました。“ストーカー”や“ファン心理”を描いた映画の元祖といえます。
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《衝撃度》100% 作中一番の衝撃はアニーがポールの両足を金槌で叩き折るシーン。最後までアニーの顔がチラついて離れなくなる…
【どんでん返しキーワード】
①ミザリー・シリーズ
主人公の作家ポール・シェルダンの代表作『ミザリー』シリーズ。新作を書きたいポールがシリーズを終わらせるために主人公ミザリーの死を書いたことが、最悪の事態を引き起こします。
②No.1ファン
事故に遭ったポールを助け看護するアニーは、自分はミザリーのNo.1ファンだと語ります。自称No.1ファンが一番怖いです…。
③タイプライターと原稿
ミザリーを生き返らせる続編を書けと、タイプライターを出してくるアニーですが、まさかこれで後に殴られることになるとは…そして書かされたミザリー新作原稿がラストにポールの切り札になります。
全編通してほぼポールとアニーの二人しか出てこないこの作品は、二人の緊張したやり取りがラストに向け徐々に加速していきます。終盤の凄絶な戦いの果てに訪れる安堵が、ラストで再びかき乱される後引く恐怖が特徴でもあります。愛情と憎悪は表裏一体だと思い知らされる映画です。
【6】インセプション(2010)Inception
『メメント』のクリストファー・ノーラン監督のオリジナル脚本による新感覚アクション・サスペンス映画です。他人の夢の中に侵入して、潜在意識からアイディアを“抜き出す(エクストラクション)”技術を持つ産業スパイたちを描いています。逆の発想である“植え付け(インセプション)”と、夢を共有できるというアイディアが秀逸な作品です。
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《衝撃度》120% 夢の中の映像が感覚的すぎて衝撃的!ラストショットでは複数の解釈が生まれ最後まで惑わされる。
【どんでん返しキーワード】
①レイヤーとリンボ
夢の階層(レイヤー)は1~3階層あり、ラストに虚無(リンボ)という何も無い階層が待ち受けます。主人公コブが最後に落ちるのが虚無で、ここからの脱出がポイントになります。
②キック
夢から覚める方法は①ドリームマシンのタイムアップ②夢の中で死ぬ③“キック”で起こすの三つです。キックは具体的には落下や衝撃で起こされます。作中で緊迫したシーンを作り上げている要素でもあります。
③トーテム
夢へ侵入した者が、自分がいる場所が現実か夢か判断するために持っている物で、コブのトーテムである妻モルの形見のコマが、ラストで重要な役割を果たします。
記憶の植え付けという非現実的アイディアを、あまりにも現実的に思える映像で作り上げている点が、それこそ現実と夢の混同を生む、意識的衝撃度の高い作品です。
【7】鳥(1963)The Birds
サスペンス映画の巨匠アルフレッド・ヒッチコック監督の元祖動物パニック作品で、原作はダフネ・デュ・モーリアの『鳥』です。何の理由もなく突然人間を襲い始める鳥たちを描く不条理さと不可解さも、この映画の不気味さを際立たせています。
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《衝撃度》70% 後半は終始恐怖の鳥の無差別攻撃でずっとドキドキ…恐怖の始まりはスズメに目をくり抜かれた農夫のシーン!
【どんでん返しキーワード】
①鳥のイメージ
元々人間がスズメなどの小鳥に抱いている“可愛い”というイメージからの逆転の発想がすごいです。どんな生き物でも大群になると恐ろしいものです…。
②種類と量
シーンを追うごとにカモメ・スズメ・カラス…と増えてくる鳥の種類と量に圧倒されます。まさか鳥がこんなことを?でもあり得るかも…と思わせるところがさすがです!
③普通の港町
この映画の舞台はサンフランシスコのボデガ・ベイというのどかな港町です。主人公メラニーがやってきた時は太陽が明るく照らす爽やかな港なのに、終盤は鳥に埋め尽くされ真っ暗になります…。
なぜ鳥たちが人間を襲うのか、わからないまま被害が拡大する不安さを残したエンディングには、人間は所詮自然には抗えないものかと、つくづく考えさせられます。
【8】インファナル・アフェア(2002)無間道
トニー・レオンとアンディ・ラウの二大香港スターが共演したクライム・サスペンスです。2006年にはマーティン・スコセッシ監督によるリメイク版『ディパーテッド』も作られ、アカデミー賞4部門受賞しました。日本でもテレビドラマ『ダブルフェイス』としてリメイクされています。本作は『インファナル・アフェア』三部作の第一部となります。
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《衝撃度》160% とにかく二人の男の哀しいドラマにハマり涙…ラストがあまりにも哀しすぎる!
【どんでん返しキーワード】
①潜入した二人
警察に潜入したマフィアとマフィアに潜入した警察官―どちらも主役級でないと成立しないストーリーに、主演の二人がぴったりハマっています。キャストもポイントです!
②ニアミス
潜入捜査をお互い進めていく中で、何度も正体がバレそうになるニアミスが!スリリングな展開にドキドキします…。
③仕掛けの小道具
連絡を取り合う携帯電話やメール、モールス信号、ギプスの仕掛け、マイクロカセット、そして封筒に書かれた文字―すべての小道具がハラハラさせるポイントになっています。
正体がバレれば即、死・破滅につながるギリギリの精神状態の二人に、どんどん引き込まれていき、最終的にどちらに感情移入していくかで、ラストの衝撃が全く違います!ちなみに私は完全にトニー・レオン演じるヤンに入れ込んで観ていたので、ラストの衝撃に耐えられず絶句しました…。
【9】羊たちの沈黙(1991)The Silence of Lambs
連続猟奇殺人を扱った映画で、メインキャラクターのレクター教授を演じたアンソニー・ホプキンズの怪演も印象的なサイコ・サスペンスです。原作はトマス・ハリスの『羊たちの沈黙』で、その後レクター・シリーズとして『ハンニバル』『レッド・ドラゴン』『ハンニバル・ライジング』の四部作が作られました。
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《衝撃度》110% ラストのレクターのセリフにゾッとして終わる。殺人犯バッファロー・ビルの女装にもゾッとする。
【どんでん返しキーワード】
①ハンニバル
FBI訓練生のクラリスが捜査協力を頼む、猟奇殺人犯で元精神科医レクターの通称です。この作品はハンニバルがキーを握りしめているといっても過言ではありません。
②プロファイリング
殺人犯にプロファイリングを依頼するというパラドックス…結局このクラリスとのやり取りが、レクターを自由にすることになるのです。
③メンガタスズメ
映画ポスターやDVDパッケージにもある、クラリスの口を塞いでいる背に髑髏の面を持つ蛾のことで、シリアル・キラー“バッファロー・ビル”の猟奇的な部分、特に変身願望を表すモチーフとして登場します。
羊たち=被害者たちの助けを呼ぶ悲鳴に必死に耳を傾けるクラリスが、その悲鳴を求めるレクターの狂気の世界に片足突っ込む瞬間が恐ろしいです。レクターに完敗!
【10】ユージュアル・サスペクツ(1995)The Usual Suspects
個性的なキャストを揃えたクライム・サスペンス。アガサ・クリスティの『アクロイド殺し』を下敷きにした巧妙なストーリー展開で、脚本も評価され、アカデミー脚本賞を受賞しています。
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《衝撃度》180% 最後の最後にわかる物語の真実!今まで観てきたもの、聞いてきたものが一瞬でガラガラと崩れ去る!
【どんでん返しキーワード】
①交錯する回想
船の爆発事件で唯一無傷で生き残った男の尋問で始まるストーリーは、回想に次ぐ回想で構成され、思考をまとめる暇もなく錯綜したまま進んでいきます。
②五人の容疑者
映画タイトルが“Usual Suspects(思い当たる人たち)”という意味と、“Suspects(容疑者)”と両方あること、五人とも個性的なキャラクターであるという点が余計に混乱を招きます。
③カイザー・ソゼ
事件の首謀者である伝説のギャングの名前で、「誰がカイザー・ソゼなのか?」ということに焦点を当てて観ていると、完全に騙されます!ヒントは“名前”にあります。
“カイザー・ソゼ”の目的とは何なのかを焦点に当てて観ると少し明解になってくる本作ですが、それも二回目ならの話です!何が真実でどれが嘘か?所々にヒントが散りばめられているので、一回観て「騙された!」と思ったらぜひ二回目もチャレンジしたい作品です。
【11】シックス・センス(1999)The Sixth Sense
M・ナイト・シャマラン監督の第一作目にして出世作となったサスペンス・ホラーです。ヒューマンドラマでもあり、その点で異色の作品といえます。死者が見える少年を演じたハーレイ・ジョエル・オスメントは天才子役と呼ばれました。
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《衝撃度》200% すでに16年も経っている、しかも苦手なホラーテイスト作品なのに、いまだラストのどんでん返しが心に残る。
【どんでん返しキーワード】
①死者が見える
死者が見えることで誰にも理解されず独り苦しんでいた少年コールが、打ち解け始めた精神科医マルコムに、その“秘密”を打ち明ける場面が実はキーポイントです。
②死者は触れる
見えるだけでなく、死者は人や物に触れるという事実―これも大きなカギとなっています。
③三つの視点
普通の人の視点、コールの視点、マルコムの視点が存在しています。これは演出の妙技としか言いようがないですね!
人間の物の見方・視点とはいかに偏っているか、思い込みや固定概念に縛られているか!この映画はそういう部分を鋭く突いてくる上に、最終的に人間ドラマで泣かせるという稀有なサスペンス作品です。
【12】ジェイコブス・ラダー(1990)Jacob’s Ladder
『ショーシャンクの空に』のティム・ロビンス主演のサイキック・スリラー作品です。日本のゲーム「サイレントヒル」にも影響を与えたという世界観は、単なるホラー作品というより、精神世界を描いた佳作ともいえます。
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《衝撃度》60% ホラーな映像が多く衝撃は強め!ラストでの衝撃はある意味禁じ手。
【どんでん返しキーワード】
①聖書由来の名前
主人公ジェイコブはベトナム帰還兵で、ベトナムへ行く前に末っ子のゲイブを事故で亡くしています。聖書ではJacob=ヤコブ、Gabe=ガブリエルです。
②ヤコブの梯子
旧約聖書に出てくる“ヤコブの梯子”は、地上から天上まで至る梯子で天使が行き来しているというものです。ヤコブが夢見ている梯子です。
③悪夢にうなされる
現実とは思えない異形の者たちが度々登場します。ジェイコブは常に悪夢にうなされています。
この悪夢が現実かと思うと恐ろしく絶望的に思えるシーンが続きます…それでも不思議と引き付けられるように観続けてしまい、ラストには「え?本当に?まさかの?」と思いながらも、これまた不思議とゲイブを演じるマコーレー・カルキンの天使の輝きになぜか納得させられてしまいます。生と死と救済の物語としてみるとまた違った視点で観られるかもしれません。
休日はサスペンス映画でハラハラドキドキしませんか?
いかがでしたでしょうか?
どれもラストで衝撃を受けること間違いなしのサスペンス映画です。
人気作や名作ぞろいなのでまだ観たことがない作品があれば、次の休日にでもいかがでしょうか。
ひとりでも、友人とでも、恋人とでも、是非気になった作品を観てみてください。
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