あなたは今までどれくらいの海外小説を読んだことがありますか?あまり読まないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?最近、若い人の読書離れが話題になっていて深刻な問題になっています。そこで今回は、多くの人が絶賛したおすすめのベストセラー海外小説を4つ紹介します。海外小説な初めてだと言う方でも読みやすい本を厳選しているので、是非あなたも一度この4作品を読んでみましょう♡
①アルケミスト―夢を旅した少年
羊飼いの少年サンチャゴは、アンダルシアの平原からエジプトのピラミッドに向けて旅に出た。そこに、彼を待つ宝物が隠されているという夢を信じて。長い時間を共に過ごした羊たちを売り、アフリカの砂漠を越えて少年はピラミッドを目指す。「何かを強く望めば宇宙のすべてが協力して実現するように助けてくれる」「前兆に従うこと」少年は、錬金術師の導きと旅のさまざまな出会いと別れのなかで、人生の知恵を学んで行く。欧米をはじめ世界中でベストセラーとなった夢と勇気の物語。
世界1000万部の大ベストセラー!
こちらの小説の内容は深いけど、文自体は読みやすいので一日で読めることでしょう。多くの人の人生訓を哲学、宗教を介して伝えてくれるファンタジー小説です。
「人が本当に何かを望む時、全宇宙が協力して、夢を実現するのを助けるのだ」の一文は、運命論信者として深く共感することでしょう。
どんな時でも待ち受けている失敗、遠回りも全部、自分の目的につながっていることを教えてくれるところも素晴らしいです。
何かに行き詰まったときにこの本を読むと背中おしてもらえそうな本でおすすめですよ♡
②アッチェレランド
時は、21世紀の初頭。マンフレッド・マックスは、行く先々で見知らぬ誰かにオリジナルなアイデアを無償で提供し、富を授けていく恵与経済の実践者。彼のヘッドアップ・ディスプレイの片隅では、複数の接続チャネルが常時、情報洪水を投げかけている。ある日、マンフレッドは立ち寄ったアムステルダムで、予期せぬ接触を受けた。元KGBのAIが亡命の支援を要請しているが、どうやらその正体は学名パヌリルス・インテルルプトゥス―ロブスターのアップロードらしい。人類圏が特異点を迎える前に隔絶された避難所へと泳ぎ去りたいというのだが…。この突飛な申し出に、マンフレッドの拡張大脳皮質が導き出した答えは…“特異点”を迎えた有り得べき21世紀を舞台に、人類の加速していく進化を、マックス家三代にわたる一大年代記として描いた新世代のサイバーパンク。2006年度ローカス賞SF長篇部門受賞作。
「2006年度ローカス賞SF長篇部門受賞作!」
「アッチェレランド」は、「しだいに速く」っていう意味の音楽用語です。
しかし、その指数関数的に増していく「速さ」を除くと、とてもシンプルな構造の小説になっています。
全体が9章になっていて2010年代から始まり、20年代、30年代と時の流れに沿って物語が流れていきます。
各一章が21世紀の10年期に対応した年代記の形をとっていて、登場人物は、マンフレッドという主人公と彼のファミリーを中心にしたシンプルなので、そんなに混乱することなくスラスラと読めることでしょう。
③モモ
時間に追われ,落ち着きを失って,人間本来の生き方を忘れてしまった現代の人々.人間たちから時間を奪っているのは,実は時間どろぼうの一味のしわざなのだ….この一味から時間をとりもどし,人生のよろこびを回復させたのは,どこからか突然あらわれた無口な少女だった.時間の意味を問う異色のファンタジー. –このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
「1974年にドイツ児童文学賞を受賞!」
「こんな小説があったらいいのにな」という理想のひとつを具現化したような素晴らしい小説になっています。
自由で奔放な想像力あり、主人公をはじめとする親しみやすいキャラクターが揃っています。
時に謎あり、怒涛の展開あり、まるで立体的な絵本と小説が合わさった本です。
基本は児童小説ですけれども、大人になっても十分楽しめる内容に仕上がっています。むしろ忙しい大人のほうが読むべきかもしれないですね。。
この素晴らしいファンタジー小説をあなたも一度読んでみて下さい♡
④ちいさなあなたへ
あのひ、わたしは あなたの ちいさな ゆびを かぞえ、 その いっぽん いっぽんに キスを した」ではじまるこの絵本には、母であることのすべてがつまっています。
親でいることの喜び、不安、苦しみ、つらさ、寂しさ、子どもへの思い――
普遍の真実が、あたたかな絵とシンプルな言葉で語りつくされ、読む人たちの涙をさそいます。
だれもが一生の宝物にしたくなるような絵本です。
アメリカで発売されるや、アメリカじゅうの母親を号泣させ、NYタイムズやAMAZONの児童書分野で、ハリー・ポッターをおしのけて1位の座を獲得しました。母親や、これから母になろうとしている女性、巣立とうとしている子どもたち……
それぞれがそれぞれの読みかたをできて、それぞれの感動を味わえます。
「多くのママたちが感動する!最高傑作!」
言葉はとてもシンプルで、お話し自体はリアルな日常を表していて感動的ではないけれど、なぜか心にズシーンと響く本です。
今は私の手を必死で握り、「ママー」と叫ぶ我が子がいる。そして、数年経ったときにはこの小さな手が離れる日がきっと来る。
この本を読み終わったとき、そんな当たり前のことを感じ取り、涙が止まらないと言う母親が世界中にたくさんいます。
この子の長い長い人生でこんなに一緒に過ごすのは、今の小さなうちだけでそう長い時間じゃない。
子どもがダメなことをしても叱るより褒めてやろう、そしてなるべく笑顔で接してあげよう。
そのようなことを心から思い、子どもとの時間を大切に感じさせてくれる素敵な本です。
さいごに・・・
今回は、ベストセラー海外小説を4つ紹介しました。ほとんどすべての本が過去に受賞歴のある作品ばかりです。ちょっと仕事や子育て、勉学の合間にこれらを本を読んでみませんか?これから、生きる上でもヒントや日常で同じく共感できることもありますよ♡すべての本がネットでも購入できるので早速チェックしてみましょう♪