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【何度行っても面白い】日本橋で食べるグルメ10選

日本橋といえば、江戸時代には五街道の起点となった場所で、江戸で1番賑わいのある街でした。現在でもデパートや老舗の飲食店の多い繁華街で、銀座や東京にも歩いていける場所です。

今回はそんな日本橋で食べるグルメを10選にしました。老舗や味に定評のある高級店からリーズナブルでコストパフォーマンス抜群の店まで幅広く紹介します。

知らないと、これから困るかも?日本橋で食べるグルメ10選

関東風の味の染みたおでん「お多幸 本店」

引用:tabelog.com
大正13年創業の純関東風おでんのお店です。少し濃いめの味付けで、おでんに味が染みていてお酒が進みます。寒い時期にはおでんと熱燗の日本酒がたまりません。外には大きな赤提灯、店内は和風の居酒屋の雰囲気で、大きなカウンターの中にはこれまた大きなおでん鍋が2つあり、1つには豆腐が、残り1つにはいろいろなおでん種が煮込まれています。こちらの名物は、茶飯の上におでんのつゆをかけ、 その上におでんの木綿豆腐一丁を丸々乗せた「とうめし定食」670円です。

とろけるような豆腐と甘辛いたれがしみ込んだ茶飯が最高に美味しいです。「とうめし」はランチにも夜にも食べることができます。おでん種は1個200円からになります。おでんの他にも焼き鳥やお刺身などもあります。

場所は地下鉄日本橋駅から徒歩1分ほどの所で、営業時間は平日11:30〜14:00、17:00〜23:00、土曜、祝日は16:00〜22:30です。定休日は日曜日になります。

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こだわり牛肉をすき焼きで「人形町今半」

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「今半」と言えば知らない人はほぼいないすき焼きの名店です。外観からも京都の老舗料亭のような高級な雰囲気が漂います。店内は1階が鉄板焼ステーキ、2階はすき焼・しゃぶしゃぶといった具合に食べるものによって案内されるフロアーが変わります。

2階の内装は、非常に手の込んだ和室で、まさに高級料亭です。おすすめのメニューはやはりすき焼きで、昼は4680円から、夜は8100円から食べることができます。サシが入って柔らかい、黒毛和牛の雌のみを使用したこだわりの牛肉をすき焼きで堪能してください。

場所は地下鉄人形町駅から徒歩1分ほどの所です。営業時間は平日11:00~15:00、17:00~22:00、土日、祝日は11:00~22:00で年中無休で営業しています。

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創業250年の老舗の親子丼「玉ひで」

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こちらもまた親子丼といえば「玉ひで」と言われるほどの名店で、創業250年の老舗です。ここの親子丼を食べるために昼時は多くの人が行列を作って待ちます。店内は高級旅館のような雰囲気で、さすが老舗料理店と思わせます。夜はかなり高級で、6800円からのコース料理になります。おすすめはランチに食べられる「とく親子丼」1500円です。

ムネ肉とモモ肉の両方が入っており、江戸前の割り下で味付けされ、こだわりの卵でトロトロの半熟にとじてあります。味はしっかりめで出汁も効いています。濃厚な鶏ガラスープもついています。

場所は地下鉄人形町駅徒歩1分ほどの所です。営業時間は11:30~13:30、17:30~22:00で、定休日は月曜日になります。

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うなぎの老舗「高嶋家」

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日本橋でうなぎといえば「高嶋家」と言われる創業140年の老舗です。140年間、継ぎ足し継ぎ足しして守ってきたタレと紀州産の備長炭で焼いたうなぎが自慢のお店です。こちらは清朝最後の皇帝の愛新覚羅溥儀の弟、溥傑も気に入って通ったと言われています。店内は高級旅館のような和室に椅子とテーブル席が多いようです。

「高嶋家」のうな丼はお米マイスターが厳選したお米と日本初のブランドうなぎの「共水うなぎ」を使ったこだわりぶりです。おすすめはこの「共水うなぎ」を使っている重箱の菊4900円です。脂がのっているのにあっさりとしたうなぎを備長炭で香ばしく焼いた味わいは、「高嶋家」ならではです。

場所は地下鉄人形町駅徒歩5分ほどの所で、営業時間は11:30~14:00、17:00~22:00、定休日は日曜、祝日です。

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おしゃれ空間で食べる飲茶「SENSE」

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こちらはマンダリンオリエンタルホテル37階にある広東料理のお店で、ミシュランの星を獲得しています。洗練されたお料理はまるで芸術品のような美しさです。店内はシックでおしゃれで、高級ホテルらしく所々にアジアンテイストが感じられ、これぞマンダリンオリエンタルという雰囲気です。大きな窓からが東京の街が一望でき、東京スカイツリーを目の前に眺めることもできます。

おすすめは土日のランチの「PINK BAUHINIA」のコース9100円です。これは北京ダックに上海蟹の小籠包、たらばがにとツバメの巣のスープ、プレミアム蒸し餃子3種に手作りの点心、麺、ご飯料理の10種類が食べ放題になるメニューです。デザートも5品から選ぶことができます。高級ですが、この雰囲気にハイクオリティーな料理で満足感は高いです。

場所は地下鉄三越前駅徒歩1分、地下鉄日本橋駅から徒歩6分ほどの所で、営業時間は平日11:30~14:30、17:30~22:00、土日、祝日11:00~15:00、17:30~22:00になります。

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和食と焼肉の融合「日本焼肉はせ川」

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こちらは日本料理と焼肉を融合した新スタイルのお店です。陶芸アーティスト内田綱一さんがプロデュースをしています。肉、野菜、料理、サービスの5つの部門をそれぞれの専門家が責任を持って管理しています。店内は落ち着いた雰囲気の高級焼肉屋さんの雰囲気で、カウンター席とテーブル席になります。こちらのコースメニューは6800円から16800円までで先付からデザートまでのコース料理です。野菜多めの和食のコースに焼肉が取り入れられているといった感じです。

おすすめはしっかりコースメニューで食べたいなら「源氏」10800円です。これに先付の野菜のすり流しや和牛のにぎり、茶碗蒸し、焼きふぐにお肉が5種類食べれます。これに〆の雑炊とデザートも付きます。手軽に「はせ川」のお肉を味わいたいなら、「枕草子」3500円がおすすめです。これは土日限定のコースですが、焼肉、サラダ、ご飯、デザートといったメニューになります。

場所は地下鉄銀座駅から徒歩2分の所で、営業時間は平日17:00~翌4:00、土日、祝日11:30~23:30です。定休日は不定休になります。

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山形の肉と山梨のワインが美味しい「ジジ&ババ」

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こちらは舌もお腹も満足すると言われる老舗の洋食屋さんです。家庭的なお店で、ジジの故郷の山形とババの故郷の山梨から厳選した食材を直送して使っています。それを店主の愛情あふれる家庭的な料理にして出してくれます。店内はカジュアルなビストロ風で、気取らない雰囲気なので、気取らない仲間たちと来たい店です。

どれも美味しそうなメニューですが、山形の黒毛和牛と山梨の甘めのオリジナルワインが良く合います。山盛りのポテトサラダなど、メニューはどれもボリュームがあるので、数人以上のグループで行くことをお勧めします。ランチもほとんどのメニューが1050円で食べられて、ごはんんの大盛り無料で食後のコーヒーも付きます。

場所は地下鉄日本橋駅から徒歩30秒、JR東京駅八重洲北口から徒歩5分です。営業時間は平日11:00~14:30、17:00~24:00、土曜日は17:00~23:00で日曜日が定休日です。

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にんべんの出汁が効いたヘルシー和食「日本橋だし場 はなれ」

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こちらは創業300年以上の老舗の鰹節の「にんべん」とカフェ・カンパニーがコラボしたお店で、出汁の旨みと味をしっかりと感じることができるヘルシーな一汁三菜をいただけます。和食になりますが、出汁が効いているので、薄味でもいただけます。店内はおしゃれなカフェ風ですが、よく見ると伝統的な左官の技や銘木など、素材の魅力が感じられる材料を使ったシンプルながらも伝統を感じさせる空間になっています。

おすすめのメニューはランチで食べられる「だし椀御膳」1000円です。これはだし椀が「江戸菜と根菜のすまし汁」か「チキンとトマトのオニオンスープ」のどちらかを選べて、小鉢3つとご飯、お漬物のついたセットです。嬉しいことにご飯の大盛りは無料です。その他にもうどん屋おいなりさんなどの軽食もありますし、甘味類もあり、夜はアラカルトメニューになります。いろんなシーンで使えそうなお店です。

場所は地下鉄三越前駅から直結のCOREDO室町2の1階です。営業時間は11:00~22:00で、定休日はCOREDO室町2の休みに準じます。

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コスパ抜群の江戸前天丼「金子半之助 日本橋本店」

こちらはコストパフォーマンス抜群の天丼屋さんです。おじいさんからの「秘伝の江戸前丼のタレ」のレシピを使い、築地直送の新鮮な素材と合わせてできたのがここの丼です。その上、1000円以下とは思えないボリュームの天丼です。店構えは純和風で格子の扉が印象的です。中は気をふんだんに使った和モダンな内装で、小ぎれいな蕎麦屋さんの雰囲気です。大きなカウンターの中では天ぷらがどんどん揚がって行きます。こちらのメニューは江戸前天丼950円のみです。特大穴子を筆頭に、海老2尾、しし唐、いか、キスと帆立の角切り、半熟玉子の天ぷらまでこれでもかと言わんばかりに乗っています。穴子の上には、小さな柚子の皮がさりげなく添えられていて、爽やかな香りが口に広がります。この内容なので、毎日昼時は大行列の人気店になりますが並ぶ価値はあります。

場所は地下鉄三越前駅から徒歩2分ほどの所で、営業時間は平日11:00~22:00、土日祝日10:00~21:00です。休みは不定休になります。

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贅沢すぎる海鮮丼「つじ半」

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こちら大人気で連日大行列のお店です。こちらのメニューもまた「贅沢丼」1品のみで勝負しています。お店の外観は土壁に白木の引き戸に白いのれんの、高級寿司屋の雰囲気です。中は大きなカウンターのみ12席のこじんまりしたお店です。贅沢丼には「梅」990円「竹」1450円「松」1970円の3種類あります。「梅」はマグロのたたきをベースにコリコリの数の子など、約8種の海鮮がこんもりとご飯の上に盛られています。これにゴマだれを絡めた鯛の刺し身と黄身醤油、口直しのガリが付いてきます。

「竹」は「梅」にカニといくらが追加されます。「松」にはカニが増量されていて、さらにうにが追加される贅沢ぶりです。「贅沢丼」には黄身醤油にわさびを溶いてそれをかけていただきます。どんぶりを食べた後にカウンターに置き板前さんに声をかけると、「ご飯の量はどうしますか?」と聞いてくれます。するとお好みの量のご飯と鯛ダシをいれてお茶漬けにしてもらえるのです。

これにゴマだれの鯛の刺身を入れれば、絶品鯛茶漬けになります。これが贅沢丼2度目の美味しさです。

店の場所は地下鉄日本橋駅徒歩2分、JR東京駅から徒歩5分の所にあります。営業時間は平日11:00〜15:00、17:00〜21:00、土日、祝日11:00〜21:00で、年中無休で営業しています。

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日本橋のグルメは食べ比べよう!

今回は日本橋のグルメついて紹介しました。日本橋は江戸時代に江戸で最も栄えた町です。その影響が現在も残り、老舗の名店が非常に多い場所でもあります、一方新しく街を整える動きもあり、新しいお店も流入し、老舗と新装店がいいバランスで揃っています。

老舗の高級店で江戸の味に浸るのも良し、平成の新しいお店のコスパ抜群の味に浸るのも良し、日本橋のグルメをぜひ食べ比べてみてくださいね。