家庭菜園で野菜を育ててみませんか?子どもが苦手な野菜でも、一緒にお世話をして成長過程を見ることで、食べられるようになることも多いですよ。今回はなすの育て方、そしてなすを使った簡単レシピなどを紹介します。
☆なすの育て方☆
◆苗を購入しよう◆
なすは種からも育てることができますが、苗になるまで80日ほどかかってしまうので、苗を購入しましょう。
良い苗のポイントは、茎が太くしっかりとしたものを選ぶことです。
◆育て方◆
(1)苗を植える2週間前くらいに土作りを行います。
野菜用の土を購入すれば、難しい配合をしなくても良くて簡単ですよ。
深さ30センチから40センチを目安に耕して土をふかふかにしてから、畝を作ります。
(2)苗の植え付けは4月から5月が適しています。
株間を60センチくらいあけながら植えていきます。
植えたら水をたっぷりとあげましょう。
わき芽は早めに取るようにします。
(3)枝が伸びてきたら、倒れたり折れたりしないように支柱を立てます。三本仕立てが主流になっています。
(4)なすの収穫時期は6月から10月の終わりくらいまでです。
大きくなりすぎてから収穫すると、タネが大きく固くなってしまい、質も落ちるので気をつけましょう。
収穫したら、ツヤのある新鮮なうちに食べましょう。
最初に収穫できた後から追肥をします。
その後は2週間から3週間おきに追肥するようにします。
(5)7月から8月頃になると枝が込み合い、株の内側まで日が当たらなくなります。
そこで株を三分の一くらいにまで切り戻します。
その時に、株を中心に半径30センチくらいを円周上にスコップをぐるっと刺して根を切ります。
さおうすると、秋にも収穫することができますよ。
◆注意点◆
なすは連作障害を起こすので
一度育てた場所には、4~5年はなすを育てないように
しましょう。
☆なす料理の簡単レシピ☆
◆なすの焼き浸し◆
(1)なすを乱切り、または縦に四等分に切ります。
(2)オーブンレンジで柔らかくなるまで焼きます。
(3)冷水に冷やし、皮をむきます。(この工程は省いても大丈夫です)
(4)水・出汁・すりおろした生姜を混ぜたものに漬け込み、冷蔵庫で冷やします。
☆夏の食欲がない時でも食べやすくておすすめです。
私は白だしを使っています。
◆なすと豚の味噌炒め◆
(1)なすを食べやすい大きさに切り、水につけて灰汁抜きをします。
(2)豚肉と水気を拭き取ったなすを油で炒めます。
(3)火が通ったら、味噌・砂糖・みりんを混ぜたものを炒めた豚肉とナスに絡めて出来上がり!
☆最後に白ごまをかければ、さらに栄養価UP!
ごはんが進む味です!
☆まとめに☆
我が家でも今年はなすを育てています!
新鮮ななすが何個も取れましたよ。
子ども達は、実はなすが苦手ですが、一緒に水をあげたり収穫していたので、
「自分が育てた!」という気持ちが強いのか、自分で収穫してくれたなすは
よく食べてくれましたよ。
害虫や病気にも強く、育てやすいと思います。
ぜひ皆さんも挑戦してみてくださいね。
プランターでも大丈夫です。